2022年2月22日現在、Twitterアプリで下矢印ボタンが表示されるユーザーが急増しており、「下矢印ボタンは何?」「下矢印マークの意味は?」など疑問の声が多く挙がっています。
目次
下矢印ボタンは返信に対して反対票(down vote)を送信できる機能
現在Twitterアプリを利用している一部アカウントで表示される「下矢印ボタン」は、ツイート(スレッド)と関係ない返信に対して反対票(down vote)を送信できる機能となっており、Twitterが関連性のある返信を多くのユーザーに表示する為(品質改善)に用意した新機能です。
Some of you on iOS may see different options to up or down vote on replies. We’re testing this to understand the types of replies you find relevant in a convo, so we can work on ways to show more of them.
Your downvotes aren’t public, while your upvotes will be shown as likes. pic.twitter.com/hrBfrKQdcY
— Twitter Support (@TwitterSupport) July 21, 2021
「下矢印ボタン」は「よくないねボタン」では無い
類似機能として既存の「いいねボタン」が挙げられますが、今回試験的に実装された「下矢印ボタン(down vote)」はツイート自体を評価するような「良くないねボタン(dislike)」とは違い、あくまでスレッドと関連性のあるリプライを多くのユーザーに表示する為(品質改善)に役立てられる機能です。
(≒スレッド内容とは関係無いリプライをTwitter社に報告する機能)
そのため「下矢印ボタン(down vote)」をタップしても、相手に「下矢印ボタン(down vote)」をタップしたことが伝わることもありませんし、相手に何らかのペナルティが発生するような機能ではありません。
※ 押し間違えた場合は再度「下矢印ボタン(down vote)」をタップするとキャンセルできます。
Some key notes about this experiment:
1. This is just a test for research right now.
2. This is not a dislike button.
3. Your downvotes are visible to you only.
4. Votes won’t change the order of replies.— Twitter Support (@TwitterSupport) July 21, 2021
「下矢印ボタン(自分向きではない)」の機能説明について
下矢印ボタン(down vote)の試験運用がアカウントに対して適用されている場合、スレッドに表示される注釈「会話の関係のない返信を見つけた場合」から「下矢印ボタン(down vote)」の機能説明ページにアクセスできます。
機能の説明
返信の「自分向きではない」選択して「自分向きではない」と評価
会話と関係のない返信を見つけた場合は、「自分向きではない」と評価することによりお知らせください。「自分向きではない」は非公開
投票は公開されず、ツイートの作成者やタイムラインの他のユーザーには共有されませんTwitterがより快適になる
いただいたフィードバックは、より関連性の高い内容をTwitterのすべてのユーザーに表示するために活用されます。
「自分向きでは無い」といった表現により複雑に感じますが、言葉を濁さず簡潔に書き直すと以下のようなことを説明しています。
- 会話(スレッド内容)と関係の無い返信(リプライ)を見つけた場合は「下矢印ボタン(down vote)」で評価を送ってね
- 「下矢印ボタン(down vote)」をタップしたことはツイート作成者、タイムラインの他の皆には共有されないよ
- 「下矢印ボタン(down vote)」で受け取った評価は、関連性の高い内容をユーザーに表示する為に活用するね
実際に下矢印ボタンをタップすると「ありがとうございます。皆さんのご意見をもとにTwitterは改善を続けます。」とも表示されることから、あくまで品質改善を目的としたの一環であると考え重たく捉えるような機能では無いかと思います。
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