2024年11月5日、X(旧Twitter)でブロック機能の仕様変更が行われ、ブロックしたアカウントがプロフィールやツイート(ポスト)を表示できるようになりました。この件は「ブロック貫通」とも話題になっており、ユーザーからは「ブロックしても画像保存できるの?」といった疑問の声も増えています。
目次
ブロックしてもプロフィールやポストの閲覧が可能になった
2024年11月5日、X(旧Twitter)で以前から告知されていたブロックの仕様変更が実施されました。
今回の仕様変更により、特定のアカウントをブロックしても、ブロックしたアカウントはポストやプロフィールを見ることが出来るようになり、この仕様が「ブロック貫通」として話題になっています。
まもなくブロックが変わります
ポストを公開に設定している場合、ブロックしたアカウントはポストを表示できるようになりますが、エンゲージメントを行うことはできません。ポストを表示できるユーザーを制限する必要がある場合は、引き続きアカウントを公開にできます。
ブロックしたアカウントは画像の表示、保存が可能
特定のアカウントをブロックすると、エンゲージメント(返信、いいね、リポストなどの反応)は制限されますが、プロフィール、ポスト、投稿画像の閲覧や保存は制限されません。
また、ブロックしたアカウントはポストの共有ボタンを使用できないものの、ブラウザでポストのURLを取得すると、ポストに貼り付けて共有できるため、共有自体も完全に制限することはできません。
これまでも複数のアカウントを作成し、ブロックされていないアカウントからポストや画像を見ることは出来ましたが、今後は「公開アカウントの投稿はブロック有無に関わらず誰でも閲覧できる」ことになります。
非公開アカウントに切り替えるなどの対策が必要
X(旧Twitter)で特定のアカウントに投稿した画像を見られたくない、または保存されたくない場合、現時点ではアカウントを非公開アカウント(鍵アカウント)に変更する必要があります。
もしイラストを投稿しており、ユーザーによる画像生成AIでの利用を避けることを目的にブロック機能を使用している場合は、Glazeやemamoriなどの画像保護サービスを利用する選択肢もあります。
ただ、これらのサービスを利用しても完全な保護は難しいため、投稿したイラスト等が無断で使用されることを確実に避けたい場合は、非公開アカウントへの切り替えを検討してください。
アカウントを非公開(鍵アカウント)にする手順
- X(旧Twitter)を開く
- ホームタブを開く
- 左上のプロフィールアイコンをタップ
- 設定とサポートをタップ
- 設定とプライバシーをタップ
- プライバシーを安全をタップ
- オーディエンスとタグ付けをタップ
- ポストを非公開にするをオンにする
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