2024年10月17日、X(旧Twitter)に「まもなくブロックが変わります」とメッセージが表示され、ユーザーから「ブロックしてる人にい見られる?」や「ブロックの何が変わるの?」といった疑問の声が多く挙がっています。
目次
X「まもなくブロックが変わります」と仕様変更を予告
2024年10月17日頃から、X(旧Twitter)を開くと「まもなくブロックが変わります」といったメッセージが表示されるユーザーが増えています。
このメッセージは、今後のブロック機能の仕様変更を予告するもので、ブロックしたアカウントが自分のポスト(ツイート)を表示できるようになることを説明しています。
まもなくブロックが変わります
ポストを公開に設定している場合、ブロックしたアカウントはポストを表示できるようになりますが、エンゲージメントを行うことはできません。ポストを表示できるユーザーを制限する必要がある場合は、引き続きアカウントを公開にできます。
ブロックされてもポストを見ることが出来る仕様に
X(旧Twitter)では他のユーザーをブロックすると、ブロックされた側はブロックしたユーザーのポストを見ることはできませんでしたが、今後はブロックされても公開設定のポスト(ツイート)は閲覧できるようになります。
これまで、ブロックされた側がブロックしたアカウントのプロフィールを開くと、「ブロックされています @○○○さんのフォローやポストは表示できません」となりましたが、これも解除される可能性があります。
ブロックした際のタイムラインの表示有無について
イーロン・マスク氏は過去に、「ブロック機能は、そのアカウントと関わることをブロックしますが、公開された投稿を見ることをブロックするわけではありません。 」と発言しています。
この発言からも、今回の仕様変更は「ブロック状態に関係なく、公開ポストは全て閲覧可能にする」ことが目的だと考えられるので、ブロックされた側のタイムラインなどに自分のポストが表示される可能性があります。
High time this happened.
The block function will block that account from engaging with, but not block seeing, public post.
— Elon Musk (@elonmusk) September 23, 2024
一方で、自分がブロックした相手のポストがタイムラインに表示されるかどうかは、現時点では不明確であるものの、マスク氏の発言やXヘルプセンターを見る限りでは低いように思えます。
ミュートに関するヘルプ記事では、特定のアカウントのポストをタイムラインに表示しない方法として、フォロー解除のほかに「ブロック」が例に挙げられています。
ミュートは、フォロー解除したりブロックしたりすることなく、特定のアカウントのツイートをタイムラインに表示しないようにできる機能です。
引用:X
ただし、これについては仕様が変更されてから確認する必要があるため、特定のアカウントの投稿を見たくない場合は、前もってブロックとミュートを併用して対処するようにしてください。
ミュートにする手順
- X(旧Twitter)を開く
- ミュートしたい相手のプロフィールを開く
- メニュー(・・・)をタップ
- @○○○さんをミュートをタップ
ブロックは返信、いいね、リポストなどの反応を制限する機能
仕様変更後のブロックは、ブロックしたアカウントによるエンゲージメント(返信、いいね、リポストなどの反応)を制限する機能になります。
ブロックでポストの閲覧を制限することはできなくなるので、もし特定のアカウントにポストを見られたくない場合は、アカウントを非公開(鍵アカウント)にする必要があります。
仕様変更が実施されると、ブロックした相手に過去のポストを見られる可能性があるので、もし不適切な内容や感情的な投稿をしてしまった場合は、該当のポストを削除したほうがトラブルを避けられそうです。
アカウントを非公開(鍵アカウント)にする手順
- X(旧Twitter)を開く
- ホームタブを開く
- 左上のプロフィールアイコンをタップ
- 設定とサポートをタップ
- 設定とプライバシーをタップ
- プライバシーを安全をタップ
- オーディエンスとタグ付けをタップ
- ポストを非公開にするをオンにする
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