X(旧Twitter)アプリで対話型AI「Grok」に関する設定をオフにしたユーザーから、「iPhoneが熱いのが直った」「Grokをオフにしたら軽くなった」との投稿が増えています。
目次
Grokでのやり取りの共有可否を設定できるオプション
X(旧Twitter)に、対話型AI「Grok」でのやり取りの共有可否を設定できる、「ポストに加えて、Grokでのやり取り、インプット、結果をトレーニングと調整に利用することを許可する」が追加されています。
このオプションはブラウザ版Xとアプリ版Xの両方に用意されており、アカウント単位で設定が保存されています。ただし、アプリ版Xについてはバージョンが古いと表示されないことがあります。

ポストに加えて、Grokでのやり取り、インプット、結果をトレーニングと調整に利用することを許可する
継続的なサービス向上のため、XではXのポストに加えて、Grokでのユーザーのやり取り、インプット、結果をトレーニングと調整の目的で利用することがあります。これは、やり取り、インプット、結果が、サービスプロバイダーのxAIとこの目的で共有される可能性があることも意味しています。詳細はこちら
引用:X(旧Twitter)
GrokのオフでiPhoneの発熱、重いが改善した事例も
2024年6月頃から、X(旧Twitter)アプリの使用中に熱くなる、重くなるといった投稿が増えていますが、Grokの設定をオフにすることで、発熱や動作の問題が改善する場合があるようです。
しかし、「GrokをオフにしてもiPhoneが熱い」「Grokをオフにしても重い」という投稿もあるため、必ずしもGrokのオフで改善するとは限らず、デバイスにより効果に差があるようです。
Xのgrok停止効果あるかも
発熱しなくなった
冷たくて良い
自分の体温て温くなったかと思ってたよ— nekomode@メジロぬっこにゃ〜ん (@super_nekomode) August 5, 2024
Grok オフにしたらX開くたびあいぽんアチアチの激オモになってたのが直った!
— .˖٭*˒˒ (@tita_saikawa) August 5, 2024
Grokをオフにする手順について(アプリ・ブラウザ)
X(旧Twitter)アプリでは、以下の手順で「Grok」でのやり取り、インプットや結果の共有をオフにできます。ブラウザ版Xを利用している場合は、プライバシーと安全のページから設定変更が可能です。
Grokでのやり取り、インプット、結果の共有をオフにする手順
- Xアプリを開く
- 左上のプロフィールアイコンをタップ
- 設定とサポートをタップ
- 設定とプライバシーをタップ
- プライバシーと安全をタップ
- 画面をスクロールしてGrokをタップ
- Allow your post as well as your interractions, inputs, and results with Grok to be used for training and fine-tuning.(ポストに加えて、Grokでのやり取り、インプット、結果をトレーニングと調整に利用することを許可する)をオフにする
Siri「このアプリから学習」のオフで発熱が改善する場合も
GrokをオフにしてもiPhoneの発熱や動作の問題が改善しない場合は、Siriの「このアプリから学習」のオフ、データセーバーの設定変更を試してみてください。
これらの方法は以前の記事で紹介しましたが、多くのユーザーから「熱くならなくなった」「熱々、激重が改善した」との声が寄せられているので、ぜひ試してみてください。
「このアプリから学習」をオフにする手順
- iPhoneの設定を開く
- Xをタップ
- Siriと検索をタップ
- このアプリから学習をオフにする
データセーバーをオンにする手順
- Xアプリを開く
- 左上のプロフィールアイコンをタップ
- 設定とサポートをタップ
- 設定とプライバシーをタップ
- アクセシビリティ、表示、言語をタップ
- データ利用の設定をタップ
- データセーバーをオンにする
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Twitterを使うとiPhoneが熱い、重い、カクカクするといった投稿が増えています⚠ 発熱がひどい場合はデータセーバーのオンも試してみると良さそうです..✍【X(旧Twitter)】iPhoneが熱い・重い・カクカクする問題が発生中 | SBAPP https://t.co/NeBcgoUEXI
— SBAPP (@secretbase_app) July 9, 2024
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