iOS13.5.1アップデート適用後、一部のiPhoneでミュージックアプリ(Apple Music)が意図せずバックグラウンドで動作し続け、バッテリーを多く消耗する事例が一部で報告されています。
目次
ミュージックアプリがバックグラウンドでバッテリーを著しく消耗
AppleサポートコミュニティやRedditなどのコミュニティサイトで、ミュージックアプリが意図せずバックグラウンドで動作し続け、バッテリー残量を急激に消耗する問題が報告されています。
問題が生じている場合、iPhoneの設定→バッテリーからアプリごとのバッテリー消耗量を確認してみると良さそうです。
I just purchased a new iPhone 11 a few days ago, and my battery is crashing so fast. I haven’t even used the Apple Music App yet and it says that it has been running in the background for over 18 hours and has used 95% of my battery. My phone is also getting very hot from this. I am concerned this will kill my battery on my new phone.
今回の一例を取り上げたMacRumorsの記事ではミュージックアプリの終了、iPhoneの再起動や復元、ミュージックアプリの再インストールなど以下の対処が紹介されていますが、環境によっては全く改善しない場合もあるようです。
- ミュージックアプリの終了(マルチタスクから終了)
- iPhoneの再起動、復元
- ミュージックアプリの再インストール
- 設定→ミュージック→自動的にダウンロードをオフ
- 設定→一般→Appのバックグラウンド更新でミュージックアプリをオフ
- 設定→ミュージック→モバイルデータ通信をオフ
ほかにもApple Musicの利用を中止(設定→ミュージック→Apple Musicを表示をオフ)などの方法も一部で報告されていますが、根本的な問題解決にはiOSアップデートを待つ必要がありそうです。
ミュージックアプリ以外にもバックグラウンド動作に関する問題が報告
iOS13.5.1アップデート以降、アプリが意図せずバックグラウンドで動作し続ける問題はミュージックアプリ以外でも複数報告されており、先月上旬頃には記事(iOS13.5.1でバックグラウンド更新がオフでもアプリがバックグラウンドで動作する問題)でお伝えしています。
もしiOSアップデート適用後からバックグラウンドで著しくバッテリーを消耗するアプリがある場合は、アプリ使用後はマルチタスク画面でタスクキルするように意識するか、アプリの再インストールを試してみてください。
コメントを投稿する(承認後に反映)