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【Twitter】休眠アカウントを2019年12月11日から段階的に削除 ユーザー名も順次開放

Twitterが2019年12月11日以降、運営の痕跡がないアカウントに関するポリシーに従い、6ヶ月以上使用されていない休眠アカウントを複数回に分けて削除する方針であることが、国内外の複数メディア(BCCハフポスト等)の報道により明らかになりました。

休眠アカウントを2019年12月11日以降から段階的に削除

米BCCによると、Twitter広報担当者は更新されたプライバシーポリシーに同意できなかったユーザーの対応、およびフォロワー数の信頼性を向上させる目的として、運営の痕跡がないアカウントに関するポリシーに従い、該当するアカウント(米国外で登録されたアカウントを含む)を複数回に分けて削除する方針であることを明らかにしたようです。

A spokeswoman also said it would improve credibility by removing dormant accounts from people’s follower counts, something which may give a user an undue sense of importance. The first batch of deleted accounts will involve those registered outside of the US.

今回の削除の対象となるユーザーには、削除の対象となっている旨を記載した案内メールが送られている(米国で受信、国内での受信は不明)ようなので、長期間放置しているTwitterアカウントに思い当たりがある場合はメールボックスを確認してください。

休眠アカウントと判断される基準について

今回実施されるアカウント削除の基準となる「運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー」では、Twitter利用者は“少なくとも6ヶ月ごとにログインしツイートする”よう推奨されており、利用していない期間が続くとアカウントが削除される場合があると明記されています。

アカウントの作成後は、積極的にログインしてTwitterをご利用ください。アカウントをアクティブな状態に保つには、少なくとも6か月ごとにログインして、ツイートするようにしてください。アクティブでない期間が長期にわたると、アカウントが恒久的に削除される場合があります。

引用:Twitterポリシー

このポリシーはアカウント所有者の状況を問わず適用されるため、亡くなった方のアカウント(追悼アカウント)を管理している場合などは特に注意が必要です。

削除されたアカウントのユーザー名が段階的に開放

今回の休眠アカウントの削除に伴い、2019年12月11日以降から削除されたアカウントのユーザー名(@〜)が再び利用可能になるようなので、ユーザー名が重複して取得しづらい現状に関しては緩和されそうです。

That said, previously unavailable usernames will start coming up for grabs after the 11 December cut-off – though Twitter said it would be a gradual process, beginning with users outside of the US.

ただし、意図的に削除されたユーザーネームを悪用する”偽者”が生じる可能性も考えられるため、もし悪用されると困るような休眠アカウントをお持ちの場合は、2019年12月11日までに必ずログインとツイート(Twitterから案内メールを受信している場合は、メール記載のリンク先で操作)をするようにしてください。

故人アカウントの保護機能実装まで保留、EUから実施へ(追記)

後日Twitterが、故人アカウントの保護機能実装まで休眠アカウントの削除を保留すること、またEU(ヨーロッパ)のみで休眠アカウントの削除を実施(将来的には拡大する可能性あり)することを発表しました。詳細は以下関連記事を参考にしてください。

関連記事【Twitter】休眠アカウントの削除、故人のアカウントを保護機能実装まで保留へ

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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