2025年2月13日現在、X(旧Twitter)で画像や動画の読み込みが遅い、時間が掛かる問題が報告されています。
XなどのSNSでは「画像の読み込みが遅い」「動画の読み込みが重い」などの投稿が増えており、画像の表示が遅延する状態に悩むユーザーが増えている状況です。
追記:2025年4月9日の夜間、Xで「画像の読み込みが遅い」といった投稿が増えています。
- 画像の読み込みに時間が掛かるのはなぜ?
- 画像の読み込みが重くなった
- Xの画像読込が遅くない?
- 画像の読込が遅すぎる
目次
X(旧Twitter)で画像や動画の読み込みが遅い問題
2025年2月13日現在、X(旧Twitter)で画像や動画の読み込みが遅いと感じるユーザーが増えており、iOS版XやAndroid版Xアプリだけでは無く、PC版でも読み込みに時間が掛かるケースが報告されている状況です。
- iOS版、Android版、ブラウザ版のXで画像や動画の読み込みが遅い
- モバイル回線、Wi-Fi回線のどちらかでのみ遅い場合がある
- パソコンを有線LANで接続しているものの、Xの画像や動画の読み込みのみ重い
X以外のコンテンツ、例えばYouTubeの動画などはスムーズに読み込みできる場合があることから、なぜXの画像や動画の読み込みだけ時間が掛かるのか、と疑問に感じられる方も多いかと思います。
最近、Xの画像読み込みが遅い。
— まっきー (@makikomare0404) January 24, 2025
最近のツイッターはなんでこんなに画像の読み込みが遅いんですか
— マリモ猫 (@vain_marineee) January 24, 2025
通信速度が十分に出ているか確認する
X(旧Twitter)で画像や動画の読み込みが遅い場合、まずWi-Fiやモバイル回線の通信速度をGoogle インターネット速度テストやFast.comなどで確認してみてください。
通信速度の目安は、Xで画像を快適に読み込むには10Mbps以上、4K画像や動画を快適に視聴するには30Mbps以上としてください。この目安はネットワーク機器を取り扱う、BUFFALOなどでも採用されている値です。
メールなどテキストだけの通信であれば 1Mbps、一般的なWebページや標準画質の動画の閲覧であれば10Mbps、高画質動画の閲覧でも30Mbpsあれば十分です。大容量のファイル転送も時間をかけて通信すれば問題ありません。快適なWi-Fi環境を味わうことができるはずです。
引用:BUFFALO
通信速度は十分なのに、Xの画像や動画の読み込みが遅い
通信速度には問題無く、X以外のアプリやウェブサイトでは画像や動画の読み込みがスムーズな場合は、X側もしくはDNSなどのネットワーク設定による影響で問題が生じている可能性が考えられます。
とくに2025年1月以降は、Xの画像と動画の読み込みだけが遅いとの声が相次いでいる状況から、ネットワークの通信速度自体には問題がないケースが多いように思えます。
Twitter動画とか画像の読み込みWi-Fiに繋がってるとクソ重くて切ると一瞬で読み込むようになるのなんなんだ…Youtubeとかは全然問題ないのに
— 鰯マグロ (@iwashimaguro) January 24, 2025
Xアプリのアップデート、Grokのオフなどを試す
Xでは、以下の設定を変更することで読み込み速度が改善したとの投稿も見られました。
Xアプリを旧Twitterのままアップデートせずに使用している場合は、アップデートすることでアプリ自体の動作が安定する可能性も考えられます。
読み込み速度の改善が報告されている対処
- Xアプリのアップデート
- Grokのオフ(設定とプライバシー→プライバシーと安全→Grokとサードパーティコラボレーター、Grok Personalizationのオフ)
- Grokの会話履歴の削除(設定とプライバシー→プライバシーと安全→Grokとサードパーティコラボレーター→会話履歴を削除)
- メディアプレビューのオンオフ(設定とプライバシー→アクセシビリティ、表示、言語→画面表示とサウンド→メディアプレビュー)
- メディアストレージとウェブページストレージの削除(設定とプライバシー→アクセシビリティ、表示、言語→メディアストレージ、ウェブサイトストレージの削除)
DNSをGoogle Public DNSやCloud Flareに変更する(KDDI回線)
KDDI回線(au、auひかり、povo、UQモバイルなど)の利用ユーザーから、DNSを変更することで画像の読み込み速度が改善したとの事例が多く報告されています。同じ状況の場合はDNSを変更することで解決する可能性が考えられます。
モバイル通信で読み込み遅延の問題が発生しており、iPhoneなどのDNSを変更できない端末をお使いの場合は、Cloudflareが提供する「1.1.1.1: Faster Internet」などのアプリが有効かもしれません。
ただ、プライバシー保護と通信速度の向上を目的としたアプリやVPNアプリを使用すると、アクセス元の情報(IPアドレス)が外国になることがあり、一部のウェブサイトにアクセスできなくなることがあります。その場合は適宜オンオフ切り替える必要があるので注意してください。
- iPhoneで設定を開く
- Wi-Fiをタップ
- 接続中のWi-Fi(SSID)横にある、iボタンをタップ
- 画面をスクロールして、DNSを構成をタップ
- 手動を選択
- サーバーを追加をタップ
- 任意のDNSを追加する
- 保存をタップ
※ iCloudプライベートリレーを使用している場合は、iCloudプライベートリレーをオフにする必要があります。(設定→Apple Account→iCloud→プライベートリレー)
DNS | プライマリ | セカンダリ |
---|---|---|
Google Public DNS | 8.8.8.8 | 8.8.4.4 |
Cloud Flare | 1.1.1.1 | 8.8.4.4 |
iCloud+のプライベートリレーを使用する
Appleのサブスクリプションサービス「iCloud+」に登録している場合は、以下の手順でプライベートリレーを有効化し、Safariでブラウザ版X(旧Twitter)を利用すると読み込みが速くなる場合があります。
- 設定アプリを開く
- Apple Accountをタップ
- iCloudをタップ
- プライベートリレーをオンにする
プライベートリレーとは?
iCloudプライベートリレーをオンにするとIPアドレスを隠ぺいされ、プライバシーが強固に保護されます。ただし、一部ウェブサイトでは、ロボットによるアクセスではないか確認を求められる場合があります。
例えばGoogle検索の場合だと、「お使いのコンピュータ ネットワークから通常と異なるトラフィックが検出」と表示され、指定された画像タイルの選択を求められることがあります。
時間をあけるか、データ利用の設定を見直す
前述した設定やKDDI以外の回線であるにも関わらず、突然読み込み速度が遅くなってしまった場合は、時間をあけることで問題が解決する可能性もあります。
実際に時間帯の問題で通信速度が低下するケースもあるため、この場合はデータ利用の設定を変更して画質を下げることで、読み込み速度が速くなる可能性も考えられます。
X(旧Twitter)で画像や動画の通信量を減らす手順
- X(旧Twitter)アプリを開く
- ホームタブを開く
- 左上のプロフィールアイコンをタップ
- 設定とプライバシーをタップ
- アクセシビリティ、表示、言語をタップ
- データ利用の設定をタップ
- データーセーバーをオン
- 高画質画像をWi-Fi接続時のみもしくはオフ
- 高画質動画をWi-Fi接続時のみもしくはオフ

もし本記事に記載されていない方法で、Xの読み込み速度に関する問題を解決できた方がいましたら、コメント欄にて情報を共有して頂けますと幸いです。
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