2021年6月26日現在、ドコモ(dアカウント)を装った詐欺SMS「不正なアクティビティが検知されました為、dアカウントの利用が制限されております。必ずご確認ください。」を受信するユーザーが急増しています。
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dアカウントの確認を要求する詐欺SMS
2021年6月頃からドコモを装った詐欺SMS(スミッシング詐欺)が急増しており、「お客様のご利用料金が6月30日までに確認が取れない場合は利用停止させていただきます。」や「ドコモお客様センターです。ご利用料金のお支払い確認が取れておりません。ご確認が必要です。」などが報告されています。
これまでは携帯電話料金の請求等を装う傾向がありましたが、先日からはdアカウントの利用制限等を謳う詐欺メール「不正なアクティビティが検知されました為、dアカウントの利用が制限されております。必ずご確認ください。」が出回っています。
不正なアクティビティが検知されました為、dアカウントの利用が制限されております。必ずご確認ください。
http://○○○
なお、SMS記載のURLは複数パターン存在しますが、いずれも「docomo.○○○.xyz」といったようにドメイン末尾が[.xyz]となっていることが多いです。
dアカウントのログイン画面を装った詐欺ページに誘導
ここ最近報告されているドコモやdアカウントを装った詐欺SMSは、dアカウントのログイン画面を装ったフィッシング詐欺ページへの誘導が目的となっています。
遷移先のフィッシング詐欺ページでdアカウントやクレジットカード等の情報を入力、送信すると個人情報が流出し不正アクセス被害やクレジットカード不正利用に繋がる可能性があるので注意してください。
Androidの場合は不正アプリのインストールが要求される場合も
最近の詐欺SMS(スミッシング)で誘導されるフィッシング詐欺ページは、接続するデバイスに応じてページが異なることも多く、Androidスマートフォンの場合はマルウェア等を含む悪意あるアプリケーションのインストールを促される場合があります。
もしAndroidスマートフォンで不審なアプリケーションをインストールしてしまった場合は、セキュリティソフト等でウイルス駆除等の対処を行うようにしてください。
iPhoneの場合は高額サブスクリプションに誘導するものも
iPhoneの場合は個人情報の搾取を目的としたページに誘導されることがほとんどで、確認している限りではマルウェア等を含むアプリケーションのインストールを誘導される事例は見かけていません。
ただ、ウイルス駆除等を謳って高額サブスクリプションの契約を迫るアプリケーションのインストールを要求するものは存在するので注意してください。
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