iPhoneでSafariが重い？iOS18.6で読み込みが遅い問題が報告

iOS18.6アップデート後、一部のiPhoneでSafariの動作が遅くなり、ページの読み込みや応答に時間がかかる問題が報告されています。

AppleサポートコミュニティやSNSでは「iOS18.6のSafariの読み込みが遅い」「Safariを開くのに時間が掛かる」といった声も寄せられており、iOS18.6でSafariが重くなったと感じるユーザーが増えています。

iOS18.6アップデート後にSafariが重くなる問題が報告

iOS18.6アップデート後、一部のiPhoneでSafariの動作が遅くなり、ページの読み込みや応答に時間がかかる問題がAppleサポートコミュニティやSNSで報告されています。

私も同じ問題があります。ほかのアプリはすべて正常に動作しているようですが、iOS 18.6 へのアップデート後はSafariだけがおかしいです。

ページの読み込みが非常に遅く、動作も不安定です。

使用端末は iPhone 15 Pro Max です。

翻訳・引用：Appleサポートコミュニティ

「Safariだけが重い」との報告が増えている

iOSアップデートによりモバイル通信やWi-Fiに問題が生じた場合、Safari以外のアプリでも通信速度や読み込み速度の低下といった問題が発生する場合もありますが、今回は「Safariのみ動作が重い」といった報告が多いです。

ChromeやFirefoxなどのブラウザは問題なく動作するとの報告があることからも、iOS18.6をインストールした一部デバイスでSafari特有の問題が発生している可能性が高いと考えられます。

私が元の投稿者です。Chromeは試しましたか？
Chromeは非常に速いのに対し、Safariは本当に遅いです。試してみましたか？

翻訳・引用：Appleサポートコミュニティ

Safariが重い、読み込みが遅い時の対処法

iOS18.6をインストールした検証機で問題を再現できていないので、対処法の有効性は確認できていませんが、ユーザーからの報告を見る限りではSafariに原因がある可能性が考えられるため、以下の対処法を試してみてください。

iOS18.6で問題なく動作している端末の設定例

上記の対処法を試しても解決しない場合は、今後のiOSアップデートで問題が修正されるのを待ち、それまでの間はSafari以外のブラウザ（Chrome、Firefoxなど）を使用することを検討してください。

また、筆者の問題が発生していないデバイスのSafariに関する設定を下表にまとめました。もしお使いの端末と設定が異なる部分がある場合、設定をあわせることで解決できないか試してみてください。

設定を合わせることで解決できた場合は、変更した設定が原因に関係している可能性があります。もし解決できた場合はコメント欄で情報を共有していただけますと幸いです。

設定項目（設定→アプリ→Safari）	状態
検索エンジン	Google
プライベートブラウズでも使用	オン
検索エンジンの候補	オン
Safariの検索候補	オフ
検索履歴を表示	オン
クイックWebサイト検索	オン
トップヒットを事前に読み込む	オン
自動入力	クレジットカードのみオン
お気に入り	お気に入り
ポップアップをブロック	オン
機能拡張（デバイス間で共有）	オン
ダウンロード	iCloud Drive
タブ	タブバー
横向きにタブバーを表示	オフ
Webサイトのカラーに合わせる	オフ
リンクを開く	新規タブで開く
タブを閉じる	手動
サイト越えトラッキングを防ぐ	オン
IPアドレスを非公開	トラッカーに非公開
プライベートブラウズをロック解除するにはFace IDが必要	オフ
詐欺Webサイトの警告	オン
接続が安全ではないときに警告	オン
デバイス間で共有	オフ
ページの拡大/縮小	100%
デスクトップ用Webサイトを表示	全てオフ
リーダー	オフ
コンテンツブロッカー（ほかのWebサイト）	オン
カメラ	確認
マイク	確認
位置情報	確認
自動的にオフライン用に保存	オフ
詳細（高度なトラッキングとフィンガープリント保護）	プライベートブラウズ
詳細（すべてのCookieをブロック）	オフ
詳細（プライバシー保護報告の測定）	オフ
詳細（Apple Payの確認）	オン
詳細（Java Script）	オン
詳細（Webインスペクタ）	オン
詳細（リモートオートメーション）	オフ
詳細（機能フラグ）	「すべてデフォルトに戻す」を実行済