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警視庁捜査二課や捜査一課を騙る詐欺電話に注意(+181・+188・+803・+8150・050など)

2024年9月以降、警視庁捜査二課や捜査一課を騙る不審な着信が増えています。発信元の電話番号は、+181、+188、+803などの国際電話や非通知であることが多いです。電話では冒頭に「(本名)さんですか?」と確認される場合もありますが、特殊詐欺の可能性が高いため注意してください。

警視庁捜査二課や一課を騙る特殊詐欺電話の着信が急増

2024年9月以降、+181、+188、+803などの国際電話や、+8150や050から始まるIP電話、非通知の番号から、警視庁捜査二課や捜査一課を騙る詐欺電話が急増しています。

電話では最初に「(本名)さんですか?」と確認され、その後「詐欺グループの主犯格が逮捕され、押収物に貴方名義のカードがあった」として、LINEビデオ通話に誘導される場合があります。

LINEビデオ通話では、偽の警察手帳が提示されたり、身分証明書の提示を求められることもありますが、この電話は警視庁を騙る特殊詐欺であるため、個人情報を明かさないよう注意してください。

所属、担当部署、氏名、内線番号を確認して、最寄りの警察署に連絡

警視庁の関係者を騙る人物から電話があった場合は、その場で個人情報を伝えず、折り返し確認する旨を伝えるようにしてください。その際に所属、担当部署、氏名、内線番号を確認してください。

特殊詐欺である場合は、この時点で通話を切られることが多いですが、相手が身分を明かした場合は、最寄りの警察署に連絡し、事実確認をするようにしてください。

もし折り返しの電話番号を伝えられた場合は、その番号がフェイクの可能性があるため発信せずに、検索サイトなどで警察署の電話番号を調べるようにしてください。確認が難しい場合は「#9110」に相談してください。

警察官がSNSやビデオ通話で連絡を取ることはありません。
警視庁や他府県の警察を名乗る者からの電話があった場合は、相手に「所属、担当部署、氏名、内線番号」を確認し、最寄りの警察署に連絡してください。
電話会社や総務省などを名乗って、「携帯電話の未納料金がある」などと言ったあと、警察官役に交代するケースもあるので注意が必要です。

引用:警視庁

国際電話(+181・+188・+803)やIP電話(+8150・050)の着信

警視庁を騙る特殊詐欺電話は、+181、+188、+803といった国際電話や、+8150、050といったIP電話、非通知の番号から電話がかかってくる事例が多いです。

警察庁では、こういった米国やカナダ、存在しない国番号の国際電話や、IP電話を使用して個人に連絡をすることは無いため、見覚えのない国際電話には応答しないようにしてください。

ただし、「+81」から始まる電話番号は、日本国内からの着信である可能性があります。こういった場合は、「+81」を「0」に置き換えて電話番号を検索することで、関連サイトが見つかる可能性があります。

電話番号 国番号 エリアコード 詳細
+1 819… +1(米国/カナダ) 819 カナダ、ケベック州西部
+1 881… +1(米国/カナダ) 881 専用サービス・未使用番号
+1 813.. +1 (米国/カナダ) 813 米国、フロリダ州、タンパエリア
+81 50… +81 (日本) 50 日本のIP電話
+803… 不明 国番号が未割当

※ 上記の電話番号に限らず、見覚えのない国際電話の着信には応答しないようにしてください。警視庁以外にも、入国管理局や総務省といった行政機関、NTTファイナンスやドコモなどの国内企業を騙る詐欺電話の可能性も考えられます。

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