iPhone X以降、セキュリティ認証がTouch ID(指紋認証)からFace ID(顔認証)に切り替わってから、「Face IDは暗い場所で使えない」との声を多く耳にしますが、これは誤りです。
目次
Face IDが暗い場所で使えないとの声が多い
Face ID搭載機種(iPhone X)が発売されてから約2年経ちましたが、今もなお「Face IDは暗い場所で使えない」との声が跡を絶ちません。
Face IDまーーーーーじで使えない
指紋認証のが100倍よかったマスクしてたらダメだし
暗いとダメだし
ふつうに明るくても反応しない時あるし
人前でパスコード使いたくないから
Face IDにしてんのに
結局パスコード使わなきゃ
開かないとか
なんなんでしょうね— はるな (@haru1026_3104) 2019年1月9日
うーん、Face IDが鬱陶しい。暗いと反応しないし、片目つぶってると反応しないし、目と鼻出てないと反応しないし、机に置いたまま使えないし、スマホ横にしてると反応しないし。
— Saku。 (@Saku039) 2019年1月8日
てかFaceIDって暗いところだと反応しないのね
— 红⌬動く点P恐怖症 (@hongxueshi) 2019年1月6日
車内暗いからFaceID反応しないので課金ができねえ!!!!
— みき (@yotuba_miya) 2018年12月31日
Face IDは暗い場所でも使える設計になっている
iPhone X以降に搭載されているFace IDは、暗い場所でも赤外線により顔認証が出来るセンサー“投光イルミネータ”が搭載されています。
またAppleのサポート記事にも、Face IDの暗い場所での使用について「たとえ真っ暗な中でも使えます」と記載されています。
メークを変えた、髭を生やした、といった外見の変化も Face ID は自動的に認識します。顔いっぱいに生えていた髭を剃ったなど、外見が大幅に変わった場合は、パスコードで本人確認をしてから顔のデータを更新します。帽子をかぶったり、スカーフを巻いたり、メガネをかけたり、コンタクトレンズをしたり、サングラスをかけたりしても、Face ID は機能するようになっています。さらに、屋内でも屋外でも、たとえ真っ暗な中でも使えます。
もし暗い場所でFace IDがで認証に失敗する場合、明るさ以外の別の原因が考えられます。
認証失敗はiPhoneとの距離や姿勢が原因の場合も
ベッドなどに横たわりながら、iPhoneを抱きかかえるような姿勢で使用する場合、iPhoneと顔の距離が近すぎるとFace IDの認証に失敗します。
筆者もiPhone Xを購入して間もない頃、暗い寝室でのFace ID認証に悩まされていましたが、iPhoneと顔の距離を意識することで認証に失敗することは無くなりました。
なおiPhoneと顔の距離の目安としては、Appleサポート記事で25cm〜50cmと推奨されています。
デバイス本体を顔から腕の長さほど (顔から 25 〜 50 cm) 離した位置です。
もし距離を適度に保ってもFace ID認証に失敗する場合、顔の一部が枕に沈んでいたり、髪の毛などで顔の一部が覆われていないかなど、確認してみてください。
コメントを投稿する(承認後に反映)