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【iPhone】「Face IDは暗い場所で使えない」は誤り 認証できない時の原因と対処

iPhone X以降、セキュリティ認証がTouch ID(指紋認証)からFace ID(顔認証)に切り替わってから、「Face IDは暗い場所で使えない」との声を多く耳にしますが、これは誤りです。

Face IDが暗い場所で使えないとの声が多い

Face ID搭載機種(iPhone X)が発売されてから約2年経ちましたが、今もなお「Face IDは暗い場所で使えない」との声が跡を絶ちません。

Face IDは暗い場所でも使える設計になっている

iPhone X以降に搭載されているFace IDは、暗い場所でも赤外線により顔認証が出来るセンサー“投光イルミネータ”が搭載されています。

またAppleのサポート記事にも、Face IDの暗い場所での使用について「たとえ真っ暗な中でも使えます」と記載されています。

メークを変えた、髭を生やした、といった外見の変化も Face ID は自動的に認識します。顔いっぱいに生えていた髭を剃ったなど、外見が大幅に変わった場合は、パスコードで本人確認をしてから顔のデータを更新します。帽子をかぶったり、スカーフを巻いたり、メガネをかけたり、コンタクトレンズをしたり、サングラスをかけたりしても、Face ID は機能するようになっています。さらに、屋内でも屋外でも、たとえ真っ暗な中でも使えます。

もし暗い場所でFace IDがで認証に失敗する場合、明るさ以外の別の原因が考えられます。

認証失敗はiPhoneとの距離や姿勢が原因の場合も

ベッドなどに横たわりながら、iPhoneを抱きかかえるような姿勢で使用する場合、iPhoneと顔の距離が近すぎるとFace IDの認証に失敗します。

筆者もiPhone Xを購入して間もない頃、暗い寝室でのFace ID認証に悩まされていましたが、iPhoneと顔の距離を意識することで認証に失敗することは無くなりました。

なおiPhoneと顔の距離の目安としては、Appleサポート記事で25cm〜50cmと推奨されています。

デバイス本体を顔から腕の長さほど (顔から 25 〜 50 cm) 離した位置です。

もし距離を適度に保ってもFace ID認証に失敗する場合、顔の一部が枕に沈んでいたり、髪の毛などで顔の一部が覆われていないかなど、確認してみてください。

著者情報

Ryo
SBAPPを運営しているRyoです。スマートフォンが国内で急速に普及し始めた頃から、iPhoneやiOSの使い方や不具合に関する情報を10年以上にわたって発信しています。

Apple製品は、iPhone 3GSの頃から使用しており、毎年アップグレードされるデバイスやiOSの変化に魅了されてきました。iPhoneの機能性や操作性が頻繁に変化する中で、ユーザーのサポートをしたいと思い、SBAPPを立ち上げました。

現在は、iPhoneやiOSの情報に加えて、SNSの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、幅広いテーマで記事を執筆しています。経験と知識を活かして、少しでも手助けとなる情報を提供していきます。

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