2023年2月頃より、Twitterで凍結される事例が急増しており、ログイン後に「ご利用のアカウントは永久凍結されています」と表示される、他ユーザーのプロフィールが「アカウントは凍結されています」で見れない等の問題が相次いでいます。
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「ご利用のアカウントは永久凍結されています」が急増中
2023年2月頃より、Twitterでアカウントが凍結される事例が急増しており、Twitterログイン後に「ご利用のアカウントは永久凍結されています」と表示され、ツイートやリツイートなどが制限され利用できない事例が相次いでいます。
ご利用のアカウントは永久凍結されています
慎重に審査したところ、ご利用のアカウントはTwitterルールに違反していると判断しました。そのため、ご利用のアカウントは永続的に読み取り専用モードになっています。つまり、ツイート、リツイート、いいねすることができません。新しいアカウントも作成できません。何らかの手違いの場合は、異議申し立てを送信できます。
「アカウントは凍結されています」でプロフィールが表示できない問題
前述したように永久凍結されたアカウントが増えたことから、他ユーザーのプロフィールやTLにアクセスすると、エラー「アカウントは凍結されています」が発生し表示できない場合があります。
アカウントは凍結されています
Twitterでは、Twitterルールに違反しているアカウントを凍結しています。詳細はこちら
マシュマロや質問箱の自動ツイートが凍結の原因?について
執筆時点、Twitterは大規模なアカウント凍結に関して言及しておらず、公式ソースでは凍結の理由は明かされていませんが、『定型文を自動ツイートしていたアカウントが凍結される』といった推測が話題になっています。
推測が拡散された背景として、匿名メッセージの送受信サービス「マシュマロ」の公式アカウント(@marshmallow_qa)が凍結されたことなどにより、『定型文を自動ツイートするサービス全般(マシュマロや質問箱等)は危険』といった認識が広がっているようです。
そこで実際にマシュマロのハッシュタグ「#マシュマロを投げ合おう」や「匿名のメッセージを受け付けています!」で検索してみたところ、執筆時点も凍結されていないアカウントが多く見受けられることから、マシュマロや質問箱といった外部サービスを利用したからといって、必ずしも凍結される訳では無いようです。
凍結されるアカウントの特徴や共通点
凍結されたユーザーから相談を受けることも多く、とくに最近では凍結されたアカウントの特徴として以下の特徴や共通点があります。とくに「電話番号もしくはメールアドレスの登録」は重要であると考えています。
- 連携アプリによる自動ツイートの割合が多い
- 外部URLなど宣伝を含む定型文ツイートの割合が多い(外部配信、マシュマロ、質問箱、IFTTTなど)
- 過剰なフォローやフォロワー管理、相互フォローの徹底
- アカウントに電話番号を登録していない
- アカウントにメールアドレスを登録していない
- 過剰なハッシュタグの設定(ヘルプセンターでは2つまでが推奨)
- 複数アカウントで同じ内容のツイート、リツイートやいいねなどの水増し
複数要素からスパムと判定されると凍結される可能性
筆者個人の経験則に基づいた予想になりますが、Twitterでは複数の要素(電話番号やメールアドレス登録有無、自動ツイートの割合、センシティブツイート等)に重みが設定されており、重みの合算値が一定の値に達するとスパムと判定され凍結されている印象があります。
今回の相次ぐ凍結事例に関しても、とくに「電話番号もしくはメールアドレスを登録していない」且つ「定型文の自動ツイートをしていた」といったアカウントが多く凍結されています。
電話番号もしくはメールアドレスを登録する
電話番号やメールアドレスを設定していないアカウントでロックされる事例が増えていること、電話番号やメールアドレスを登録しておくことで、ロックや凍結解除に必要となる本人認証が円滑に進む場合があることなどから、Twitterアカウントに電話番号もしくはメールアドレス、どちらかを設定することは必須です。
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