2025年6月頃から、Amazonでdアニメやアニメタイムズなどのサブスクリプションサービスについて、SNS上で「勝手にサブスクに入れられていた」「勝手にサブスク登録された」との声が増えています。
ユーザーの操作なしでサブスクに登録されることはありませんが、意図しないクリックなどで登録されるケースも想定されるため、本記事の手順で購読状況を定期的に確認すると安心です。
目次
「勝手にサブスク登録された?」の原因について
2025年6月頃から、Amazon利用ユーザーから「サブスクリプション(dアニメ、アニメタイムズ、FODプレミアム等)に勝手に登録された」との報告が増えています(ユーザーの言及:ポスト1、ポスト2)。
身に覚えのない請求が発生したことで、「勝手にサブスク登録された」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、ユーザーの操作が介入することなく勝手に登録されることはありません。
ただ、最近ではサブスクの登録手順が簡略化されていることもあり、以下のような経緯で意図せず登録してしまい、後日請求が届いて驚くケースは多いと思います。筆者も意図せず購読しそうになったことが何度かあります。
- Amazonプライムビデオで登録ボタン(例:アニメタイムズで見る)を押下した
- 家族がFireTVなどからサブスクに登録した
- Alexaの音声ショッピング機能が動作した
- 無料体験キャンペーンで登録、解約せず自動更新された
なぜ突然「勝手にサブスク登録された」との声が急増?
Amazonでサブスクリプションの登録状況を確認する場合、以前はアカウントサービスでのみ確認できましたが、2025年3月中旬頃から注文履歴にサブスクリプションが表示されるようになりました。
この施策により、意図しないサブスクの購読に気がつくケースが増えた可能性があり、「勝手にサブスク登録された」といった声が増えたものと推測されます。
Xでは「Amazonで注文履歴にサブスクがないか確認して」との投稿が散見されるため、閲覧機会の多い注文履歴にサブスクが表示されるようになったことによる良い効果だと思います。
Amazonで購読中のサブスクリプションを確認する
Amazonで登録しているサブスクリプションサービスは、Amazon公式サイトの「お客様のメンバーシップおよび購読」や「お客様のサブスクリプション」で確認できます。
もし身に覚えのないサブスクリプション、例えばdアニメやアニメタイムズなどが表示されている場合は、Amazonカスタマーサービスに相談することで返金を受けられる可能性があります。
サブスクリプションの購読状況を確認する手順
- ブラウザでAmazon公式サイトを開く
- 「アカウント&リスト」をクリック
- 「メンバーシップおよび購読」をクリック
身に覚えのないサブスクリプションの返金を相談
身に覚えのないサブスクリプションに登録していることが明らかになり、利用料金が発生している場合は、Amazon公式サイトからAmazonカスタマーサービスに連絡し、返金の可否を確認してください。
SNS上の事例を見る限りでは、身に覚えのないサブスクリプションに登録してしまったものの、サブスクの利用履歴(再生履歴等)がないユーザーからは、返金されたとの口コミが複数見られます。
Amazonカスタマーに問い合わせる手順
- ブラウザでAmazon公式サイトを開く
- 「アカウント&リスト」をクリック
- 「カスタマーサービスに連絡」をクリック
- 「その他のとお問い合わせ」をクリック
- 「Prime Video、Amazon Music、Kindleアプリ、Kids+」をクリック
- 「Prime Videoとライブストリーミング」をクリック
- 「Prime Videoの追加登録チャンネル」をクリック
- 「カスタマーサービスへ連絡」をクリック
- 希望する連絡方法を選択する
※ 筆者の経験上、連絡方法に「チャット」を選択した場合、担当者によっては日本語でのコミュニケーションが難しく、意図が十分に伝わらないことがあります。可能なら電話のリクエストをお勧めします。
対策1:Alexaの音声ショッピングをオフにする
Alexaを利用している場合は「音声ショッピング」をオフにしておくと、音声による意図しない注文や購読を防ぐことができます。
Amazonで商品を購入する際、Amazon公式アプリや公式サイトを利用することが多く、Alexaを介して購入することが無いのであれば、音声ショッピング機能をオフにしておくと安心です。
Alexaの音声ショッピングをオフにする手順
- Alexaアプリを開く
- その他タブ(3本線)を開く
- 「設定」をタップ
- 「アカウントの設定」をタップ
- 「音声ショッピング」をタップ
- 「音声ショッピング」をオフにする
- 再確認で「はい」をタップ
対策2:Fire TVで機能制限(PIN)を設定する
Fire TVでは、有料チャンネルの登録や映像作品の購入をパスワードで制限できる、機能制限を設定できます。
お子さんがFireTVを利用する機会が多い場合や、過去Fire TVで有料チャンネルの登録や映画を誤って購入したことがある場合は誤購入を防ぐ機能としてお勧めです。
FireTVで有料チャンネルの登録や購入を制限する手順
- Fire TVを起動する
- 「設定(歯車)」を選択
- 「環境設定」を選択
- 「機能制限」を選択してPINを設定する
機能制限では「購入の制限」だけではなく、視聴する作品の年齢制限、アプリの起動なども制限できるので必要に応じて制限内容を調整してください。
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※ AmazonおよびAmazon ロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
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