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+1(844)からのソフトバンクカスタマーセンターを騙る詐欺電話に注意

2025年2月13日現在、+1(844)から始まる電話番号から「こちらソフトバンクカスタマーセンターです。お客様のご利用中の携帯電話が全て2時間後停止させていただきます。ご不明な点がございましたら1番を押してください。」といった詐欺電話の着信が相次ぎ報告されています。

ソフトバンクカスタマーサービスを装った国際電話に注意

2025年2月13日現在、国際電話番号「+1 (844) ●●●-●●●●」から、ソフトバンクカスタマーセンターを装った不審な着信がSNS上で多数報告されています。

X(旧Twitter)で投稿されていた実際の音声を確認したところ、カタコトの自動音声で「利用中の携帯電話が2時間後に停止する」として1番を押すよう促す内容になっていました。

こちらソフトバンクカスタマーセンターです。お客様のご利用中の携帯電話が全て2時間後停止させていただきます。ご不明な点がございましたら1番を押してください。

ソフトバンク回線を利用している場合だと、突然2時間後に携帯電話が利用できなくなると聞いて不安に感じるかもしれませんが、これは特殊詐欺なので無視して大丈夫です。

指示に従って1番を押してしまうとオペレーターに繋がり、架空の未納料金の支払いなどを要求される可能性があるので注意してください。

筆者の経験

筆者は「NTTファイナンス」を装った特殊詐欺電話を着信した経験があります。こちらも「1番」を押すとオペレーターに転送される架空請求詐欺でした。今後、同じ手口を使った事業者が異なるパターンも増えてくるかもしれません。

ソフトバンクから国際電話で連絡がくることは無い

ソフトバンクは、電話番号の先頭に「+1」や「+」が表示される国際電話で連絡することは無いとしているので、国際電話でソフトバンクを名乗る着信があった場合は特殊詐欺と判断できます。

自動音声中に1番を押してオペレーター繋いでしまった場合は、名前、生年月日、住所などの個人情報を一切伝えずに通話を切るようにしましょう。

最近、ソフトバンクやソフトバンクショップをかたって個人情報を聞き出そうとする不審な電話(自動音声の場合もあります)に関する相談が増加しています。

不審な電話の多くは、「+1」など「+」と国番号で始まる国際電話番号からかかってきますが、ソフトバンクでは国際電話でお客さまにご連絡することはありません。

引用:ソフトバンク

もし詐欺電話により金銭的な被害を受けたり、不審な郵便物などが届くようになった場合は、迷わず最寄りの警察署や国民生活センターに相談することをお勧めします。

海外からの着信を拒否できる場合も

キャリアによっては海外からの着信を一律で拒否できる機能が提供されている場合があります。この機能を利用すると国際電話による詐欺電話を着信することが無くなるので便利です。

提供状況や設定方法はキャリアにより異なるため、キャリア公式サイトで海外からの着信を拒否できる機能が提供されていないか確認してみてください。

Android™の対象機種で「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリをご利用の方は、海外からの着信をブロックできるようになりました。
不審な国際電話に折り返すと国際通話料金がかかるだけでなく、その後も迷惑電話を多数着信してしまう恐れがあります。安心してご利用いただくためにぜひご活用ください。

引用:au

見覚えのない着信を消音にする(iPhone)

iPhoneを使用している場合は、関わったことの無い電話番号からの着信を消音にする機能が利用できます。

この機能は国際電話だけでなく国内の電話も消音の対象になりますが、見覚えのない電話番号は調べてから折り返すようにしている場合には便利な機能です。

利用しているキャリアで海外からの着信を拒否できるサービスが提供されていない場合は、こちらの機能を代用することも検討してみてください。

  1. 「設定」を開く
  2. 「アプリ」をタップ
  3. 「電話」をタップ
  4. 「不明な発信者を消音」をタップ
  5. 不明な発信者を消音を「オン」にする

※ 不明な着信は留守番電話サービスに転送され、電話アプリの履歴タブに記録が残ります。

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