2025年5月3日現在、iOS版X(旧Twitter)でタイムラインやリプライ欄が勝手にスクロールされる問題が報告されています。
タイムラインの閲覧中に上方向に戻されたり、スクロールが途中で止めにくいなど、画面操作に違和感を覚えているユーザーが増えている状況です。
目次
Xで勝手にスクロールされる問題が報告
2025年5月3日頃から、iOS版X(旧Twitter)アプリでタイムラインなどが意図せずスクロールされたり、スクロールが止めにくい問題が複数のユーザーから報告されています。
- スクロールを止めようとしても止まりにくい
- リプライ欄を見ていたら勝手にスクロールされる
- スクロールの動きがおかしい
一部のユーザーから「広告表示のポストが伸びてスクロールする」との報告もあり、一部の表示コンテンツの読み込みが遅延したことで、意図せずスクロールされるケースも考えられます。
スマホのブラウザで見るとXの広告表示がバグってるのは自分だけなんかな。勝手に広告ポスト表示が伸びてスクロールしだすんだけど…
— anonymous (@anonymous714965) May 3, 2025
アップデート配信後から報告が増加
X(旧Twitter)アプリのスクロール操作に関する問題は、iOS版Xアプリのバージョン10.95.1がリリースされた2025年5月1日以降から徐々に増えています。
筆者のiPhoneではバージョン10.95.1にアップデート後も正常にスクロールできていますが、アップデートの配信時期と重なることから、直近のアップデートが関係している可能性があります。
ただ、バージョン10.95.1特有の問題であれば、X上で問題を報告する投稿が相次ぐことが予想されますが、現時点では限定的なので使用環境やアカウント単位の問題のようにも思えます。
ログイン中のアカウントを減らしてみる
スクロールの問題が報告された時期に、iOS版Xアプリが読み込み中のままになり、タイムラインや通知が見れない問題が発生しています。
この問題と直接的な関連性は不明ですが、読み込み中の問題は「10個以上のアカウントでログインしているユーザー」から特に多く報告されています。
複数アカウントでログインしている場合、使用頻度の低いアカウントをログアウトするか、各アカウントごとにXアプリを再起動することで動作が安定する場合があります。
スクロールの問題についても、ログイン中のアカウント数が影響している可能性も否定できないので、同じ対処法を試してみるのも良いかもしれません。
アカウント切り替えと再起動による対処法
- Xアプリで「Aアカウント」に切り替える
- Xアプリを完全に終了する(タスクキル)
- Xアプリを起動する
- 「Bアカウント」に切り替える
- 手順2~4をアカウント数分繰り返す
Xアプリの再インストールを試す
上記の対処法を試しても改善しない場合や、ログインしているアカウントが少ない場合は、アプリの再インストールを試してみてください。
使用環境やアカウントに起因する問題であれば、Xアプリの再インストールで解決できる可能性もありますが、再ログインが必要になり、検索履歴や下書きなどの一部データが消去されるので注意してください。
Xアプリの再インストール手順
- 「設定アプリ」を開く
- 「一般」をタップ
- 「iPhoneストレージ」をタップ
- 「X」をタップ
- 「アプリを削除」をタップ
- "X"を削除しますか?で「削除」をタップ
- App StoreからXを再ダウンロードする
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