今回はiPhoneで主要SNSアプリである、LINE・Twitter・Facebook・インスタグラムのキャッシュの削除方法について解説します。iPhoneの空き容量が不足した時に役立つTipsです。
アプリに蓄積されたキャッシュファイルを削除することで、iPhoneのストレージ容量を数百MB単位で空き容量を確保することが可能です。iOSアップデート時に容量が不足している場合などに役立つテクニックです。
目次
キャッシュファイルとは何?削除による影響などについて
キャッシュファイルは、インターネット一時ファイルと呼ばれるもので、外部から読み込んだコンテンツ(アクセスしたWEBページの一部データなど)をデバイスのストレージに保存することで、2度目以降の読み込み時に発生するダウンロード量を減らし、読み込み速度の高速化やデータ通信量を節約することができる機能です。
しかし、キャッシュファイルは蓄積され続けていくため、同一のアプリを長く使っていると、不要なキャッシュファイルがデバイスに蓄積されてしまい、結果的にストレージ容量不足を招く原因にもなります。
キャッシュファイルの容量は、SNSの利用状況によって大きく異なりますが、Twitterであれば数百MB〜1GBのキャッシュファイルを保存している場合も珍しくはありません。ただし、キャッシュファイルを削除することでデメリットもあるので、その点だけはご注意ください。
- アプリの挙動が鈍くなる、読み込みが遅くなる。(再び外部からフルダウンロードするため)
- 内蔵ブラウザで使用したウェブサイトのログイン情報(Cookie)が消える場合もある
- キャッシュを削除すると削除前よりも通信量が多くなる
アプリが使用している「キャッシュファイル」の容量確認方法
設定→一般→ストレージとiCloudの使用状況→ストレージを管理→調べたいアプリ(Twitterなど)をタップすると表示される、書類とデータが概ねのキャッシュファイルの使用容量となります。
LINEのキャッシュ削除方法
LINEでは、次の方法でキャッシュを削除することができます。キャッシュ以外にも、写真データやボイスメッセージデータなどの個別削除も可能です。
- 設定(歯車)→トーク・通話→データの削除をタップ。
- キャッシュデータにチェックを入れて、選択したデータを削除→データを削除をタップして完了です。
Twitterのキャッシュ削除方法
Twitter公式アプリであれば、蓄積されたキャッシュファイルを次の手順で簡単に削除することができます。
- Twitterアプリで設定(歯車)→設定とプライバシーをタップ。
- データ利用の設定→メディアストレージをタップ。
- メディアストレージを削除→メディアストレージを削除の順にタップ。
- 続けてすべてのウェブサイトストレージを削除→ウェブサイトストレージを削除の順にタップして完了です。
Facebookのキャッシュ削除方法
Facebook公式アプリには、キャッシュファイルを手動で削除する項目は用意されていませんが、Facebookアプリからログアウトすることで、アプリの使用容量を大きく減らすことができます。
- Facebookのメニューからログアウト→ログアウトをタップし、画面中央に表示される自身のアイコンをタップして再ログインして完了です。
インスタグラムのキャッシュ削除方法
iPhone版のインスタグラムにはキャッシュの削除機能が一切搭載されておらず、インスタグラムのアプリ自体を再インストールする必要があります。
投稿した写真などは全てインスタグラムのサーバーにアップロードされているので、利用しているアカウント情報(ID/パスワード)さえわかっていれば、再インストールしても特に支障はありません。
- インスタグラムのアプリを長押しして×→削除の順にタップし、インスタグラムをダウンロード後に再びログインして完了です。
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カテゴリ: 写真/ビデオ
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お疲れ様です。
このキャッシュの削除の前に、以前取り上げられていたHearthstoneをDLするとより綺麗になる可能性もありますね。
コメントありがとうございます。
昨年末頃公開した【iPhone】ストレージの空き容量を無料で増やす小技 iOS10対応版の記事ですよね。自分で書いておきながら、すっかり書いたことを忘れていました(・・;)
コメント頂いた通りで、こちらの小技も併用すると更に効果がありそうですね。