iOS15.6アップデート後、一部のiPhoneで充電できない問題が報告されており、「アプデしたら充電できなくなった」「バッテリーがフル充電されない」などの声が挙がっています。
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iOS15.6で充電できない問題が一部ユーザーから報告
iOS15.6アップデート後、充電ケーブル(Lightningケーブル)による充電ができない問題が生じる場合があり、iPhoneに充電ケーブルを接続しても接続状態にならず、反応しないとの声が増えています。
iOS15.6にアップデートしたら何を差しても充電できなくなりました。
ワイヤレス充電器で対応
ちなみにiPhone8で4年目。 pic.twitter.com/Umob9BWLAI— 中大(とりを)@都市伝説大好き (@nakadai_4649) August 2, 2022
ios15.6にしたら充電できなくなったんだが…
— かふに (@su22ja) July 25, 2022
社外品、サードパーティー製充電ケーブルの使用について
Twitterで「iOS15.6アップデートで充電できなくなった」とのツイートに添付されている写真を見ると、多くの場合はサードパーティー製の充電ケーブル(Lightningケーブル)が使われている傾向があります。
社外品の充電ケーブル(Lightningケーブル)の場合、充電ケーブルがAppleによる製品認証(MFi認証)を受けていない場合、iOSアップデートにより充電できなくなる場合があります。
また最近では、Amazon等で充電ケーブルの製品名や概要に「MFi認証」等の記載があるにも関わらず、実際には製品認証を受けていない物も流通しています。
製品がMFi認証を受けている場合、Apple公式サイト「MFi Licensed Accessories」でメーカー名(Brand)や型番(Model)を検索すると製品情報が表示されるため、こちらをMFi認証の真偽を確かめる方法として活用すると便利です。
Apple純正、MFi認証製品で充電できない場合の対処
Apple純正充電ケーブルやMFi認証された充電ケーブルで充電できない場合は、以下の対処を順に試し改善しないか確認してください。
- iPhoneの充電ポートに異物が無いか確認し、異物がある場合は取り除く
- 充電ケーブルの断線、外被破れ、強い曲がり(折れ)、充電ケーブルの端子や充電アダプタの金属部に腐食が無いか確認する
- 電源(使用するコンセント・USBポート)を変更する
- パソコンのUSBポートを使用している場合は、壁面コンセントで充電アダプタによる充電を試す
- 電源タップやUSB充電ドック等を使用している場合は、壁面コンセントで充電アダプタによる充電を試す
- iPhone、充電ケーブル、ACアダプタを電源から外し、数分待ってから待ってから繋ぎ直す
- iPhoneに充電ケーブルを接続し反応しなくても、そのまま30分以上充電を続ける
- 30分以上電源に接続しても反応しない場合は、iPhoneを再起動し、再起動後に再び30分充電をする
これらを試しても改善しない場合は、充電ケーブルと充電アダプタ、iPhoneをApple Storeや正規サービスプロバイダに持ち込み製品の評価を受けるか、Appleサポートに問い合わせるようにしてください。
バッテリーが満充電できない、途中で充電が停止する問題
iOS15.6アップデート後からバッテリー残量が一定以上まで貯まらない場合は、設定→バッテリー→バッテリーの状態→バッテリー充電の最適化をオフに変更し、iPhoneを再起動してから充電を改めて試してください。
またiOS15.4では、バッテリーがフル充電できなくなってから数日後に満充電されるようになった事例もあるため、問題が生じてから間もない場合であれば数日程度は様子を見るようにしてください。
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