iOS15.6.1アップデート後、iPhoneの本体の発熱やバッテリーパフォーマンスが低下する問題が発生しており、一部ユーザーから「iPhone本体が熱い」「バッテリーの減りが早い」等の声が挙がっています。
目次
iPhoneの本体が熱い、バッテリーの減りが早い問題
iOS15.6.1アップデート後、iPhone本体の発熱やバッテリーパフォーマンスの低下が発生しており、AppleサポートコミュニティやSNSなどで「バッテリーの減りが早い」「iPhone本体が熱い」などの声が増えています。
Issues after downloading 15.6.1 – phone is hot & battery level dropping
My iPhone SE is hot to the touch since downloading the 15.6.1 upgrade. Also the battery level is dropping quickly in both that phone and two iPads with the upgrade. No applications are open/running on the devices.
#iOS15.6.1
にアップデート完了。iPhone13Pro Maxの裏面が尋常じゃないくらい熱い。大丈夫なのか?💦
5分経過して温度は下がりつつはあるが。
その他、問題無し
— OtonanotO (@Otonayo) August 18, 2022
アップデート後、最大48時間程度はバッテリー消耗が増える
iOSアップデート後、アプリや機能の調整が発生することがあり、その処理の影響によりiPhone本体が熱を帯びる、バッテリーの消耗が増えるといった問題が起きる場合があります。
またこの症状に関して、Appleサポートも顧客向けに「アップデート後、最大48時間程度はアプリや機能の調整が必要になるのは通常です」と案内しています。
Thanks for reaching out! We’ll be happy to help. It’s normal for your apps and features to need to adjust up to 48 hours after an update.
Let’s have you reach out to us in a DM if this is still an issue after that time so we can help you look into this further.
— Apple Support (@AppleSupport) March 19, 2022
バッテリーの問題、メッセージを確認する
iOSの診断機能によりiOSアップデートがバッテリーパフォーマンスに大きく影響を及ぼしている場合は、以下の文言が設定→バッテリーに表示される場合があります。
iOSをアップグレード中のためiPhoneは通常より多く使用されています。これによりバッテリーの持続時間に影響がある場合があります。
上記が表示されている場合は、前述したアップデート直後に発生する一時的な問題なので、時間をあけることで本来のバッテリーパフォーマンスに回復する傾向があります。
ただし、「バッテリーに関する重要なメッセージ」としてバッテリーの修理交換を促すメッセージが表示されている場合は、時間をあけても改善しない可能性があり、バッテリーの修理交換が必要になる可能性があります。
モバイル通信経由でバックアップが原因で発熱する場合も
iOSアップデート後に本体が熱い場合、アップデート直後に生じる一時的な処理の影響による一時的な問題である可能性もありますが、iCloudの「モバイル通信経由でバックアップ」によりバックアップ作成が行われている場合があります。
前者の場合は時間をあけることで発熱が収まりますが、後者の場合は以下の手順で「モバイル通信経由でバックアップ」をオフにすることで発熱を解消できる場合があります。
- 設定アプリを開く
- Apple ID(自分の名前)をタップ
- iCloudをタップ
- iCloudバックアップをタップ
- モバイル通信経由でバックアップをオフにする
※ 「モバイル通信経由でバックアップ」はiOS15で追加された機能となっており、初期設定がオンの状態で提供されています。
コメントを投稿する(承認後に反映)