先日iOS9をインストールしたiPhone 6 Plusで、タップやスワイプなどの操作を受け付けなくなるバグが起きました。
iPhoneのパスコードロックを解除しようにも、「スライドでロック解除」自体がスライド出来ない状態に。
頻発するようなバグでは無いと思いますが、同様の症状で困っている方の解決に繋がればと思い、バグの詳しい症状や解決に至るまでの手順を記録として残しておきます。
目次
iOS9のiPhoneで操作を受け付けない問題
症状
私のケースだと、iPhone 6 Plusが以下のような状態となりました。
- 「スライドでロック解除」がスライド出来ない。
- Touch IDの認証は出来る。
- タップ操作を受け付けない。
- 通知センターが起動できない。
- 左右のスワイプが反応しない。
- コントロールセンターの起動は出来る。(反応は悪い)
- 通常の電源オフを試みると、一切の操作を受け付けなくなる。
問題が起きた時に撮影した動画です。
解決に至るまでの手順
これから紹介する手順は、あくまで私のiPhoneで解決できた手順になるので、場合によっては解決出来ない場合があります。
自己責任の上、手順を進めてください。
トラブルが起きた時は、まず再起動を試すことが鉄板です。
ただし再起動後も操作を一切受け付けない可能性があり、最悪リカバリモードでの初期化が必要になるので、iPhoneのパスコードロックを一旦Touch ID(指紋認証)で解除して、後述するアーカイブ化を行った後にiTunesでバックアップを取ることにしました。
バックアップ前にアーカイブ化
問題が起きているデバイスのバックアップを復元すると、復元後も同様の問題が起きる可能性があるので、過去のバックアップをアーカイブ化で保存した後にバックアップを行いました。
これで直前のバックアップを復元して問題が解決しなかったとしても、過去のバックアップデータを復元出来るので、全てのデータを失うことはありません。
再起動
最初にスリープボタン(iPhone 6であれば右サイド上部)を長押しして、通常の再起動(電源オフからのオン)を試みました。
もしこの画面で「スライドで電源オフ」をスライド出来るのであれば、画面が完全に消灯した後にスリープボタンを長押しして起動してください。
※私の場合は、電源オフ画面にした時点で一切の操作を受けなくなってしまったので、後述するリセットをすることにしました。
リセット
最終的には、リセット(強制再起動)をすることで問題が解決しました。
リセットは、スリープボタンとホームボタンを長押しし、画面が完全に消えてAppleのロゴが表示された時点で指を離すだけでOKです。
つぶやき
今回は復元をする必要もなく、無事解決出来ました。
ただ、スリープボタンが破損している場合だと、バッテリーを完全放電させてLightningケーブルを接続して電源をオンにする必要がありそうです。
(充電を開始すると電源が自動でオンになります)
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