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【watchOS8.5】アップデート内容と変更点の詳細、不具合や評判について

AppleがApple Watch向けにwatchOS8.5アップデートをリリースしました。watchOS8.5アップデートでは、新機能の追加及び機能改善、バグ修正が行われています。

watchOS8.5アップデートの内容と詳細について

Apple Watch向けにリリースされたwatchOS8.5アップデートでは、Apple TVでの購入とサブスクリプションを承認できる機能が追加された他、国外向けにワクチン接種カードの対応や不規則な心拍の通知の機能改善がおこなわれています。

watchOS 8.5には、以下の新機能と機能改善、およびバグ修正が含まれます:

  • Apple TVでの購入とサブスクリプションの承認機能
  • Appleウォレットの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種カードがEUデジタルCOVID証明書の書式に対応
  • 心房細動の検知を改善するために設計された不規則な心拍の通知のアップデート。この機能は、米国、チリ、香港、南アフリカ、およびその他多数の地域で使用可能。バージョンを確認するには、こちらにアクセスしてください: https://support.apple.com/ja-jp/HT213082

Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222

watchOS8.5アップデートのセキュリティアップデート内容について

watchOS8.5では、CVE-ID基準で25件の脆弱性が修正(セキュリティアップデート)されており、悪意あるウェブサイトにアクセスするとアドレスバー(URL)が偽装できる問題、悪意あるPDFを開くとアプリケーションの終了や任意のコードが実行される問題などが改善されています。

Safari
Available for: Apple Watch Series 3 and later
Impact: Visiting a malicious website may lead to address bar spoofing
Description: A user interface issue was addressed.
CVE-2022-22654: Abdullah Md Shaleh of take0ver

Accelerate Framework

Available for: Apple Watch Series 3 and later
Impact: Opening a maliciously crafted PDF file may lead to an unexpected application termination or arbitrary code execution
Description: A memory corruption issue was addressed with improved state management.
CVE-2022-22633: an anonymous researcher

その他のセキュリティアップデートの詳細については、About the security content of watchOS 8.5で確認できるので、興味がある場合はそちらを併せてご覧ください。

watchOS8.5アップデートの口コミと評判について

watchOS8.5アップデートを適用したことにより、Apple Watchが起動不可になる、使えなくなるといった致命的な不具合を報告する声は見受けられません(執筆時点)。

ただ、執筆時点ではアップデートが配信されてから間もないこともあり、口コミ・評判自体が非常に少ないため、もしアップデートを適用することに不安を感じるのであれば、SNS等で口コミが多く挙がるまでアップデートの適用を保留するようにしてください。

watchOS8.5の対応機種とアップデート方法

watchOS8.5アップデートは以下のApple Watchで利用可能です。なお、watchOS7以前からアップデートを適用する場合、一部機種は古い機種では一多層構造の文字盤機能などの利用できない機能があるので注意してください。

デバイス モデル
Apple Watch Apple Watch Series 7
Apple Watch Series 6
Apple Watch Series SE
Apple Watch Series 5
Apple Watch Series 4
Apple Watch Series 3

watchOS8.4アップデートに必要な条件と手順

  • Apple WatchがWi-Fiに接続されたiPhoneの通信範囲内にある
  • 充電器に接続されている
  • 50%以上充電されている
  • 親機のiPhoneを最新バージョンにアップデート済みであること
  1. アップデート要件を満たすiPhoneでWatchアプリを起動する
  2. 下段メニューのマイウォッチをタップ
  3. 一般をタップ
  4. ソフトウェア・アップデートをタップ
  5. ダウンロードとインストールをタップ
  6. パスコードを入力
  7. 利用規約画面で同意するをタップ

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著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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