2025年11月4日、Apple Watch向けにwatchOS26.1アップデートがリリースされました。このアップデートでは新機能は確認されておらず、改善とバグ修正が行われています。
watchOS26.1アップデートの概要:
- 新機能の追加や変更は確認されていない
- 改善とバグ修正が含まれる
- CVE-ID基準で32件のセキュリティ問題が修正
目次
watchOS26.1アップデートの内容と変更点
2025年11月4日にリリースされたwatchOS26.1では、改善とバグ修正が行われており、新機能の追加や既存機能の変更は確認されていません。
なお、同日リリースされたiOS26.1には、Apple Intelligenceによるライブ翻訳機能、Liquid Glassの色合い調整機能などが追加されています。
watchOS 26.1
768 MBこのアップデートには改善とバグ修正が含まれます。
Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:https://support.apple.com/ja-jp/100100
watchOS26.1のセキュリティアップデートについて
iOS26.1では、CVE-ID(脆弱性識別子)基準で32件のセキュリティ問題が修正されており、Apple公式サイトの「About the security content of watchOS 26.1」で詳細が公開されています。
修正された問題の中には、サンドボックスから抜け出せる可能性やカーネルに関するものなど、重要度の高い脆弱性が含まれています。
重要の高い脆弱性の一部:
- アプリがサンドボックスから抜け出せる可能性(CVE-2025-43448)
- アプリが予期せぬシステム終了やカーネルメモリの破損を引き起こす可能性(CVE-2025-43447、CVE-2025-43462)
- アプリが予期せぬシステム終了を引き起こす可能性(CVE-2025-43398)
- アプリが保護されたユーザーデータや機密データにアクセスできる可能性(CVE-2025-43379、CVE-2025-43294、CVE-2025-43500)
watchOS26.1アップデートの評判について
筆者デバイスでは、問題なくwatchOS26.1へのアップデートを完了しており、文鎮化やクラッシュなどの重大な問題は発生していません。
ただ、一部のユーザーから「アップデートが完了するまでに1時間以上かかる」「20分以上経ってもダウンロードされない」との報告があります。
端末や時間帯によっては、Apple Watchのアップデートが完了するまでに時間が掛かる可能性があるので、アップデートするタイミングには注意してください。
※ アップデート開始前に、iPhoneをWi-Fiに接続した状態でBluetoothをオフにすると回避できるとの情報もあります(検証端末では未確認)。
うん、私もアップデート前に watch(es) を iPhone から切り離す(Bluetooth オフ)にしてる。
翻訳・引用:MacRumors Forums
その他の重大な問題を報告する投稿はSNS上で確認できませんでしたが、今後軽微な問題が見つかる可能性もあるため、不安な場合は状況をみてアップデートしてください。
watchOS26.1アップデートの方法について
watchOS26.1にアップデートする場合は、Apple Watchを50%以上まで充電し、iPhoneをWi-Fiに接続した状態でアップデートを行ってください。
アップデート中はApple Watchを充電器に載せたままにし、再起動やWatchアプリを終了せずにアップデートの完了を待つようにしてください。
「watchOS 26.1 最新のバグ修正およびセキュリティの強化がすべてインストールされ、Apple Watchは最新の状態になりました」と表示された後は、通常通り使用して問題ありません。


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