Apple Watch向けにwatchOS10.1.1アップデートがリリースされています。watchOS10.1.1では、一部のユーザーから報告されていたとする「バッテリーが早く消耗する問題」に対処されています。
目次
watchOS10.1.1アップデート内容と変更点
watchOS10.1.1アップデートでは、一部のユーザーから報告されていた「バッテリーが早く消耗することがる問題」が解消されています。新機能の追加や既存機能の改修などは含まれていないようです。
もし現在Apple Watchのバッテリーの消耗が早く困っているのであれば、watchOS10.1.1アップデートを適用することでバッテリーパフォーマンスが改善される可能性があります。
watchOS 10.1.1
Apple Inc.
142MBこのアップデートには重要なバグ修正が含まれ、一部のユーザでバッテリーが早く消耗することがある問題に対応しています。
Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
watchOS10.1.1のセキュリティアップデートについて
watchOS10.1.1アップデートでは、前述したバッテリーが早く消耗する問題の修正のみを目的としているのか、CVE(Common Vulnerabilities and Exposures)にリストされている脆弱性の対処、セキュリティアップデートは行われていないようです。
Appleのセキュリティリリースページについても、「This update has no published CVE entries.(このアップデートにはCVE の公開エントリがありません。)」と記載されています。
watchOS 10.1.1
This update has no published CVE entries.引用:Apple
watchOS10.1.1アップデート後の評判
記事公開時点では、Apple Watchの初期化や復元を必要とするような問題、文鎮化を報告する声はSNS上では見受けられません。また、筆者のApple Watchについてもアップデートを終えていますが、特筆すべきような問題は発生していません。
watchOS10.1.1アップデートを実行する
Apple WatchをwatchOS10.1.1アップデートする場合は、iPhoneを同日リリースされた最新バージョン「iOS17.1.1」にアップデートし、Apple Watchを電源に接続した状態で開始してください。
また、Apple Watchのアップデート中は、iPhoneやApple Watchを再起動せず、Watchアプリを終了せずに待つようにしてください。なお、アップデート完了には数分から1時間ほど掛かることがあります。
なお、Watchアプリに「watchOS 10.1.1 最新のバグ修正およびセキュリティの強化がすべてインストールされ、Apple Watchは最新の状態になりました」と表示された後は、Watchアプリを終了しても問題ありません。
- Apple Watchのバッテリー残量が50%以上であること
- iPhoneがWi-Fiに接続されていること
- iPhoneとApple Watchが通信範囲内にあること
- iPhoneが最新バージョンのiOSにアップデート済みであること
watchos8.5の時には所持してませんでしたが、watchos10.1.1とseries7との組み合わせで、サードパーティ製充電器による急速充電が出来なくなりました。アップルウォッチの再起動しても変化なしで困っています。