iOS11.3で追加されたiPhoneのバッテリー最大容量を確認できる「バッテリーの状態(ベータ)」は、iOSアップデートで値が前後する場合があるようです。
先日リリースされたiOS11.4にアップデートしたユーザーから、バッテリーの最大容量(バッテリーの状態)が増加するケースが報告されています。
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iOS11.4でバッテリーの最大容量が増加するケースが多数報告
iOS11.3以降のiPhoneでは、設定→バッテリーからバッテリーの最大容量を確認することができますが、iOS11.4にアップデートするとバッテリーの最大容量が数%増える場合があるようです。
iosを11.4にアップデート。
設定の「バッテリーの状態」を確認したら、アップデート前は最大容量85パーセントだったのが、89パーセントに。
なぜでしょうか。。#iOS114 #ios #iphone— tory (@tory90197393) 2018年6月3日
iOS11.4にアプデしたらバッテリーの状態が85%→88%になった。
表示が正確になっただけ?— くりのぶ (@kurinobu3) 2018年5月29日
iOS 11.4 upped my battery health from 89% to 91%
— Tom Jenkins (@tejenkins) 2018年5月30日
Battery Health of my iPhone 7 was 82%, after iOS 11.4 update, it’s 85%? @AppleSupport need this to last until Nov at least, fingers crossed it does, would rather not replace battery until then at least
— Khyle Deen (@KhyleDeen) 2018年5月29日
iOS11.4にしたらバッテリーの最大容量が1%増えた
— キムラヨ (@casebac) 2018年6月1日
中にはバッテリーの最大容量が数%減少したとの声もありましたが、多くは数%増加したとの声でした。
バッテリーの状態機能は現在もベータ版としての提供が続いているので、今回のiOS11.4で診断の内部基準が若干変化した可能性が考えられそうです。(精度が向上した可能性も?)
iOSアップデートによりバッテリー交換が不可になる場合も
AppleCare+や製品保証を使用してiPhoneのバッテリーを交換する場合、バッテリーの最大容量が80%未満であればApple Care+や製品保証期間中は無料、保証対象外の場合は8,800円※1(税別)で交換することができます。
お客様が、本プランの期間中に Apple に対し、材質上または製造上の不具合が対象機器において生じたこと、または内蔵充電式バッテリーを使用する対象機器に関して、電源を維持する対象デバイス・バッテリーの容量が最初の仕様の 80% 未満しか発揮できなくなったことのいずれかを通知することにより有効な請求を行った場合、Apple は、(i) 新品の部品、または性能および信頼性において新品と同等の部品を使用して無償で不具合品の修理を行うか、(ii) 当該対象機器を新品の交換用製品、または性能および信頼性において新品と同等の交換用製品と交換します。
※1 2018年12月31日までの間であれば、iPhone SEを含むiPhone 6以降のモデルに限り、保証対象外のバッテリー交換を3,200円(税別)ですることができます。ただし、3,200円(税別)のバッテリー交換は1台のiPhoneにつき1回までです。
今回のiOS11.4のようにアップデート前後でバッテリーの最大容量が変化する場合、「iOSアップデート前は最大容量が75%だったが、アップデートをしたら82%になった」といったケースも考えられます。
もし現在使用中のiPhoneのバッテリー最大容量が80%未満なのであれば、次期iOSがリリースされる前に一度バッテリー交換を検討すると良いかもしれません。
お疲れ様です。
SEですが、83%→86%に増えました。
システムなどが整理されて実際に使用量が減っていれば問題ないのですが、表記の基準の変更だとしたら…(‘A`;)
コメントありがとうございます!
やはり今回のアップデートで最大容量が増加するケースが多いようですね(・・;)
最大容量はバッテリー診断の基準が変化しなければ数%単位で増加することは無いとは思うので、今回のアップデート何かしらの内部の仕様変更があったのかもしれませんね