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【SMS】「携帯番号11月4,875円料金引落失敗、PayPay請求書払い」詐欺の詳細と対処

2025年12月18日現在、携帯電話会社を装った詐欺SMS「【ご利用停止対象】携帯番号[電話番号]11月4,875円料金引落失敗、PayPay請求書払い:URL」が出回っています。

このSMSはPayPay残高の詐取を目的としており、URLを開くと不審なアカウントへのPayPay送金画面が表示されるので注意してください。以下詳細です。

「携帯番号 11月4,875円料金引落失敗、PayPay請求書払い」詐欺SMSが増加

2025年12月頃から、携帯電話料金の引き落とし失敗を装い、PayPay請求書払いを騙るURLに誘導する詐欺SMSの受信報告が増えています(ユーザーの言及:ポスト1ポスト2)。

過去には、今回のSMSの文章や手口と一致するドコモを装ったケースもあり、同一の悪意ある人物が継続的に送信している可能性があるため、今後も類似のSMSには注意が必要です。

【ご利用停止対象】携帯番号[電話番号]11月4,875円料金引落失敗、PayPay請求書払い:URL

不審なPayPayアカウントの送金画面が表示

SMS記載のURL(https://qr●●●.jpなど)を検証端末で確認したところ、PayPayを装った不審なアカウント「携帯料金PayPay自動支払い.」の送金画面が表示されました。

フィッシングサイトを経由することなくPayPayアプリに移動するため、違和感が少ないかもしれませんが、携帯電話会社のアカウントではないので絶対に送金しないでください。

PayPayの悪意あるアカウントへの送金画面

QRコードやPayPayを連想するURLに注意

筆者が確認したURLは、QRコード支払いを連想させる.jpドメインになっており、英数字が不規則に並ぶURLに比べると違和感を覚えにくい構成でした。

以前のドコモを装ったケースも、公式サイトのURLに似せたURL(例:https://mydocomo.abc)になっていたので、更に紛らわしいURLが存在する可能性もあります。

PayPayで送金してしまった場合の対処

PayPayで送金してしまった場合は、相手が受け取る前ならPayPayアプリのホームで「取引履歴」を選択し、該当取引の「受け取り依頼をキャンセルする」のタップすると中止できます。

キャンセルできない場合は、既に受け取られている可能性があります。この場合はPayPayの補償制度の対象外となるため、最寄りの警察署や消費者センターに相談する必要があります。

お客様ご自身がPayPayの残高を送る・受け取る機能を使っているため、PayPayの補償制度の対象外となります。

引用:PayPay

携帯電話料金の請求は必ず公式サイトで確認する

携帯電話会社から利用料金の請求等に関するSMSが届いた場合は、SMSに記載されたURLは開かず、必ず各社のマイページで支払い状況を確認してください。

今回のように社名も書かれていないSMSで利用料金の請求が届くことは考えにくいため、ほとんどが詐欺だと考えて問題ありません。

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