2025年12月22日現在、Amazonを装った詐欺メール「決済情報の更新をお願いします#数字」が出回っています。
このメールは。Amazonプライムの月額料金(600円)の請求が正常に処理できなかったとの内容ですが、フィッシングサイトへ誘導する詐欺なので注意してください。
メール本文のリンクをクリックすると、Amazonを装ったフィッシングサイトに転送され、Amazonアカウントやクレジットカード情報の入力を求められます。以下詳細です。
目次
詐欺「決済情報の更新をお願いします#数字」に注意
2025年12月22日現在、Amazonプライムの月額料金の請求が正常に処理できなかったとして、支払い方法の確認を求める詐欺メール「決済情報の更新をお願いします#数字」が出回っています。
差出人には「【通知】カスタマーセンター 」と表示される場合もありますが、Amazonを装った詐欺メールなので、メール本文のリンクをクリックせずに無視してください。
Amazon プライム会員資格の更新
ご登録の支払い方法により、Amazon プライム月額料金(600円)の請求が正常に処理されませんでした。
お支払い方法をご確認いただき、3日以内に再設定をお願いいたします。
ご対応がない場合、プライム特典のご利用が一時的に制限される可能性があります。請求処理が保留となる主な理由:
・クレジットカードの有効期限切れ
・銀行残高不足または引き落とし不能
・カード会社による承認拒否
・支払い情報が最新でないスムーズなご利用のため、アカウントに登録されたお支払い情報の更新をお願いいたします。
お支払い方法を確認する※お支払い確認の遅れは、アカウント制限の原因となることがあります。
プライム会員特典を継続してご利用いただくために、早めのご対応をお願いいたします。
このメールは送信専用アドレスから配信されています。返信はできません。
詳細は カスタマーサービス までお問い合わせください。
リンク先はAmazonを装ったフィッシングサイト
検証環境でメール本文のリンクをクリックしたところ、Amazonを装ったフィッシングサイトに転送されることを確認しました。
最初にログインフォームを装ったページが表示され、本人確認と称してクレジットカード情報(名義、番号、有効期限、セキュリティコード)の入力を求められました。
Amazonアカウントやクレジットカード情報を入力すると、不正利用される可能性があるため、アクセスした場合は何も入力せずにページを閉じてください。
Amazonアカウントやカード情報を入力してしまった場合の対処
フィッシングサイトでAmazonアカウントやクレジットカード情報を入力してしまった場合は、不正利用される可能性があるため以下の対処が必要です。
偽サイトでAmazonアカウントを入力した時の対処:
- Amazon公式サイトのアカウントサービスからパスワードを変更する
- 注文履歴に不審な注文がないか確認
- 身に覚えのない注文をあった場合はAmazonカスタマーサービスに連絡
正規メールをメッセージセンターで確認できる
Amazonから配信されるメールは、基本的にAmazon公式サイトや公式アプリで確認できる「メッセージセンター」にも同じ内容が配信されます。
メールが本物か偽物か判断に迷う場合は、まずメッセージセンターに同じ内容のメッセージが届いているか確認することで、メールの真偽を判断できることもあります。
ただし、正規メールの中にはメッセージセンターに配信されないケースもあります。「メッセージセンターに届いていない = 詐欺メール」だけで判断すると、重要なメールを見落とす可能性があります。
メッセージセンターに配信されない正規メールの例と見分け方
Amazonアカウントのパスワードリセット時に届く「amazon.co.jp:パスワード回復」など、リンク先での操作が必要な一部のメールはメッセージセンターに配信されません。
このようなメールの場合、正規メールにはAmazonアカウントの登録氏名と、リンク先のURLがテキスト形式で記載されており、コピー&ペーストでアクセスできます。
一方、詐欺メールでは宛名が省略されているか、「Amazonお客様」など曖昧な表現になっています。また、URLがテキストで記載されていないことが多いです。
※ AmazonおよびAmazon ロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。


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