2025年11月19日現在、ドコモを装った詐欺SMS「携帯番号[電話番号]利用停止予告、10月料金未払い4,876円、決済後ご再開手続きへ。」などが出回っています。
SMSには具体的な金額やmydocomoから始まるURLが記載されていますが、不審なアカウントへのPayPay残高の送金を目的とした詐欺なので注意してください。以下詳細です。
ドコモを騙る詐欺SMSの事例:
- 携帯番号[電話番号]利用停止予告、10月料金未払い4,876円、決済後ご再開手続きへ。https://mydocomo.○○○
- 携帯電話番号[電話番号]利用停止予告/10月料金未払い4,876円、決済後ご利用再開:https://mydocomo.○○○
- 携帯番号[電話番号]利用停止予告/10月料金未払い4,876円、決済後ご利用再開:https://mydocomo.○○○
目次
「携帯電話番号 利用停止予告、10月料金未払い4,876円、決済後ご再開手続き」詐欺SMSが増加
2025年11月頃から、架空の携帯電話料金を請求する詐欺SMSが出回っており、SNSやナレッジコミュニティでも受信報告が増えています。
このSMSには、ドコモを装った悪質なURL(https://mydocomo.○○○)が記載されており、検証端末を使用してPayPayの送金画面に転送されるURLであることを確認しました。

携帯番号[電話番号]利用停止予告、10月料金未払い4,876円、決済後ご再開手続きへ。
https://mydocomo.○○○
PayPayの送金機能「送る」を悪用した詐欺
NTTドコモ公式サイトのURLは「https://www.docomo.ne.jp/」ですが、SMSには最初の「.」以降(TLD・SLD)が異なるURLが記載されています(例:https://mydocomo.abc)。
この不正なURLにアクセスすると、スマートフォンにインストールしているPayPayアプリの送金画面が表示される仕組みになっています。
送金画面の上部には相手の名前が表示されており、筆者が確認した際には「携帯料金を PayPay で即時決済」と表示されていました。
NTTドコモに対する送金ではないので、不審なURLを介してPayPayの送金画面を開いてしまった場合は、送金せずにアプリを終了してください。
ドコモから届くSMSの見分け方
ドコモを名乗る差出人から請求等に関するSMSが届き、本物か偽物か判断に迷う場合は、送信者の表示名やリンク先URLが正しいか確認してください。
ドコモがSMSで使用している送信元表示名、電話番号、リンク先URLは、公式サイトの「本物のドコモからの連絡か確認する」で確認できます。
PayPayで送金してしまった場合の対処
PayPayで送金してしまった場合は、PayPayアプリのホームタブで「取引履歴」をタップし、該当の送金取引を確認してください。
相手が受け取る前であれば「受け取り依頼をキャンセルする」をタップするとキャンセルできますが、受け取りが完了している場合はキャンセルできません。
もしキャンセルできなかった場合、自身によるPayPay残高の送金や受け取りは補償制度の対象外のため、最寄りの警察署や消費者センターに相談する必要があります。
お客様ご自身がPayPayの残高を送る・受け取る機能を使っているため、PayPayの補償制度の対象外となります。
引用:PayPay


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