Apple Watch向けにwatchOS11.0.1がリリースされました。watchOS11.0.1では、Apple Watchが予期せず再起動する問題、バッテリーが予想よりも早く消耗する問題などが対処されています。
目次
watchOS11.0.1アップデート内容と変更点
watchOS11.0.1アップデートでは、一部のユーザーから報告されていたApple Watchが予期せず再起動する問題、バッテリーが予想よりも早く消耗する問題が修正されています。
他にも、Apple Watch Series 9、Apple Watch Series 10、Apple Watch Ultra 2で、タッチスクリーンが一時的に反応しなくなることがある問題などが修正されています。
なお、同様の問題がiPhone 16/16 Proでも報告されていましたが、こちらも同日リリースされたiOS18.0.1で修正されています。
このアップデートには以下のApple Watch用のバグ修正が含まれます:
- 一部のユーザでApple Watchが予期せず再起動することがある問題
- メディアを読み込むとミュージックアプリが予期せず終了することがある問題
- バッテリーが予想よりも早く消耗することがある問題
- Apple Watch Series 9、Apple Watch Series 10、およびApple Watch Ultra 2の一部のユーザで、タッチスクリーンが一時的に反応しなくなることがある問題
- 共有されたApple Watchの文字盤を含むメッセージに返信すると、メッセージが予期せず終了することがある問題
watchOS11.0.1のセキュリティアップデートについて
watchOS11.0.1のセキュリティアップデートについて、Appleのセキュリティリリースのページを確認したところ、ステータスが「このアップデートには CVE の公開エントリがありません。」となっていました。
同日リリースされたiOS18.0.1では、パスワードアプリやメディアセッションのセキュリティ問題が修正されていますが、watchOS11.0.1にはセキュリティアップデートが含まれていないようです。
※ watchOS10以前からwatchOS11.0.1にアップデートした場合は、watchOS11.0.1まで行われたセキュリティアップデートが適用されます。
watchOS 11.0.1
This update has no published CVE entries.
watchOS11.0.1アップデートの評判について
検証機でwatchOS11.0.1アップデートの適用が完了していますが、文鎮化などの特筆すべきような重大な問題は発生しておらず、問題なく動作しています。
X(旧Twitter)でもアップデートの完了を報告する投稿が増えていますが、とくに問題を指摘する投稿は見受けられませんでした。
記事公開時点では、watchOS11.0.1が配信されてから約5時間経過していますが、配信が中断されること無く続いているため、大規模な問題は生じていないものと思われます。
watchOS11.0.1のアップデート方法について
Apple WatchをwatchOS11.0.1にアップデートするには、ペアリングしているiPhoneをiOS18.0.1にアップデートし、Wi-Fiに接続した上でWatchアプリからアップデートを実行してください。
アップデートを実行する際は、Apple Watchをバッテリー残量を50%以上まで充電し、Apple Watchを充電器に載せた状態にしてください。
アップデート実行後は、iPhoneに「watchOS 11.0.1 最新のバグ修正およびセキュリティの強化がすべてインストールされ、Apple Watchは最新の状態になりました」と表示されるまで、再起動やWatchアプリを終了せずに待機するようにしてください。
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