iPhoneをiOS13.6、iPad ProをiPadOS13.6にアップデートしたユーザーから、アップデート適用後にAppleのロゴから先の画面に進むことができず起動できなくなり、工場出荷状態への初期化と復元をせざる得なくなった事例が報告されています。
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iPadOS13.6でリンゴループ、工場出荷状態への初期化も
吸血鬼などをテーマにしたイラストを投稿している@tardonkieart氏によると、iPad ProをiPadOS13.6にアップデートしたところ、起動時にAppleロゴから先の画面が表示されない(リンゴループ)状態になり、デバイスを工場出荷状態に初期化せざる得なくなったとのこと。
また同氏はAppleサポートにも相談しているようですが、担当者からはソフトウェアアップデート適用後にデバイスがリンゴループになる問題を抱えるユーザーは複数いるとの回答を得たようです。
idk if anyone will see this, but im gonna put it out here:
if you are an artist that uses iPad Pro/Procreate DO NOT DOWNLOAD IOS UPDATE 13.6!!!
my ipad is my only access to art and that update completely bricked it. many other people have had this same issue!!
BE CAREFUL!!!
— Tar Dawn (@tardonkieart) July 30, 2020
アップデート適用後にデバイスがリンゴループになる原因はわかっていないため、万が一に備えてデバイスをPCに接続してバックアップを作成するか、保存されているイラストや画像といったデータをDropboxやGoogleドライブなどのクラウドストレージに保存するなどして備えておく必要があります。
iOS13.6でもリンゴループの不具合が報告されている
ソフトウェアアップデート適用後にリンゴループになる不具合はiPadOS13.6に限ったものでは無く、iOS13.6アップデートにおいても同様の問題が報告されているほか、iOS13以降から継続して報告されている問題の一でもあります。
this new update is what got my iphone stuck in its restarting loop and i had to lose all my photos from the past few months so dont update and make sure to back up your ipads/iphones!! the phone guy told me he’s had to reset 100s of phones since the update https://t.co/y5zYogidMW
— ang (@angelitiis) July 30, 2020
iOSアップデート適用後にリンゴループになった場合、リカバリーモードからアップデートを再度適用することで改善する場合もありますが、工場出荷状態に初期化しなければいけない状況になった時に備えて、iOSアップデート前に必ずバックアップを作成するよう注意してください。
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