2024年10月以降、Amazonを騙る詐欺メール「Amazonアカウントの不審な活動に関するセキュリティ通知」が出回っています。メール本文にフィッシング詐欺サイトのURLが記載されているため、誤ってクリックしないよう注意してください。
目次
「Amazonアカウントの不審な活動に関するセキュリティ通知」に注意
2024年10月以降、Amazonを騙る詐欺メール「Amazonアカウントの不審な活動に関するセキュリティ通知」が出回っています。
このメールには、アカウントを保護するために、セキュリティ上の理由により一部の機能を一時的に制限したとありますが、フィッシング詐欺サイトへの誘導を目的とした「詐欺」なので注意してください。
あなたのアカウントは停止されました
アカウントセキュリティ通知尊敬なる Amazon ユーザー様、
お客様のアカウントに関して、以下の異常な活動が検出されました:
新しいデバイスからのアカウントサービスへのサインイン
別のデバイスからの購入試行お客様のアカウントを保護するため、セキュリティ上の理由により一部の機能を一時的に制限させていただきました。
確認用アカウント
24時間以内に以下の手順を完了してください:
最近のアカウント活動を確認
不審な取引を発見した場合は、直ちにカスタマーサービスまでご連絡くださいご注意:
ご不明な点がございましたら、Amazon の公式カスタマーサービスまでお問い合わせください。
お客様のアカウントの安全を守ることが我々の最優先事項です。ご理解とご協力に感謝申し上げます。
Amazon カスタマーサービスチーム
Amazonを装ったフィッシング詐欺サイト
Amazonを装ったフィッシング詐欺サイトでは、Amazonアカウントのメールアドレスや電話番号、パスワードを入力するフォームが表示されますが、これらを入力すると不正アクセスされる危険性があります。
また、偽のログインフォームから先に進むと「請求先住所を更新する」といったページが表示され、氏名や住所、クレジットカード番号の入力を求められますが、個人情報を入力しないよう注意してください。
Amazonのパスワードなどを入力してしまった時の対処
Amazonを装ったフィッシング詐欺サイトで、アカウント情報を入力してしまった場合は、Amazon公式サイトのアカウントサービスにアクセスし、パスワードを変更するようにしてください。
また、注文履歴と非表示にした注文に不審な注文が発生していないか確認し、見覚えのない注文がある場合は、Amazonカスタマーサービスに連絡するようにしてください。
クレジットカード番号を入力してしまった場合は、カード裏面に記載されている問い合わせ窓口に連絡し、フィッシングサイトでカード情報を入力した旨を報告してください。
Amazonからのメールはメッセージセンターを確認
Amazonから送信される多くのメールは、Amazonメッセージセンターにも同じ内容が送信される仕組みになっています。もしメールと同じ内容のメッセージが届いていない場合は、フィッシング詐欺メールの可能性があります。
ただし、サインイン通知やAmazon Payの支払いリクエストなど、リンク先で操作を必要とする重要なメールの場合は、メッセージセンターに届かない場合もあります。
メッセージセンターに届かないメールの見分け方
Amazon指定のリンク先で操作を必要とする重要なメールの場合は、本文の最後に「https://www.amazon.co.jp」から始まるURLがテキスト形式で記載されています。
フィッシング詐欺メールの場合、このテキスト形式のURLが省略されていたり、テキストにリンクが設定されていることがあるため、こういった違いでメールが本物か偽物か判断できる場合があります。
このEメールがAmazonから送信されていることを確認するにはどうすればよいですか?
このEメールのリンクは「https://www.amazon.co.jp」で始まります。以下のリンクをいつでもブラウザに貼り付けて表示できます。https://www.amazon.co.jp/a/c/r/○○○
最終更新:2024年10月2日
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