2021年8月23日現在、ウェブサイトを開いた際に詐欺ページ「個人データが盗まれました! OKをタップしてiPhoneを保護」が表示され、セキュリティ対策としてサブスクリプション(月額課金)等が組み込まれたアプリのインストールを要求される事例が相次ぎ報告されています。
目次
個人データが盗まれたと騙る詐欺ページに注意
2021年8月頃より、Google検索からウェブサイトを開いた際に「(1) システム通知 個人データが盗まれました! OKをタップしてiPhoneを保護」と表示され、本来は必要無いアプリのインストール等を要求される事例(詐欺)が急増しています。
(1) システム通知
個人データが盗まれました! OKをタップしてiPhoneを保護。
Appleセキュリティー
個人データが盗まれました!
第三者が携帯とメッセンジャーにアクセスしました。第三者が閲覧履歴を知っています。今すぐ防止!
手順1:下のボタンをタップして推奨セキュリティアプリをApp Storeからダウンロードします。
手順2:アプリを起動して画面の案内に従ってください。
○○分○○秒ダウンロードしてインストール
目的はアプリのインストール、サブスクリプションの購入
存在しない「Appleセキュリティ」といった機能を騙り、個人情報流出やウイルス感染等の言葉で不安を煽り、App Storeで配信されているアプリのインストール、サブスクリプションの購入を迫る手法の詐欺は2年以上前から存在しています。
こういったページが表示された場合、アプリをインストールする前段階であればブラウザのタブ画面より該当のページを閉じ、誤アクセス等を防ぐ為に履歴を削除することで対処としては十分です。
サブスクリプションの解約と返金依頼について
詐欺ページを介してアプリをインストールした場合は、該当アプリのアンインストールを行ってください。
またアプリ内課金(サブスクリプション購入等)をした場合は、Appleへの返金依頼とサブスクリプションの解約が必要になります。
- App Storeを開く
- 画面右上のプロフィールボタンをタップ
- サブスクリプションをタップ
- 購入した任意のサブスクリプションをタップ
- 登録をキャンセルするをタップ
- 「キャンセルの確認」で確認をタップ
上記手順でサブスクリプション解約後、既に利用料金が発生がしている場合は以下の手順で返金依頼を送信できます。(無料トライアル期間中での解約であれば、解約さえ済ませば利用料金は発生しません)
- Appleの返金依頼ページ(問題を報告する)を開く
- Apple IDとパスワードを入力してログインをする
- 返金依頼をするサブスクリプションのレシート番号(英数字)をタップ
- 領収書を表示をタップ
- 問題を報告するをタップ
- リストから返金をリクエストするをタップ
- 返金理由を選択(その他を選択すると詳細情報を入力できるためお勧めです)
- 返金を希望するアプリ内課金コンテンツを選択し次へをタップ
- 問題について説明を記入し送信をタップで完了です
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