料金の引落に失敗したとするSMSに記載されたURLを開いてしまうと、PayPayで「携帯料金(xx円)さんに送る」と表示されることがあります。
ナレッジコミュニティでも「詐欺でしょうか?」といった相談が増えていますが、PayPayを悪用した特殊詐欺の可能性が高いです。
PayPayアプリで送金してしまうと金銭を騙し取られ、返金や補償も受けられないため注意してください。
目次
PayPay「携帯料金(xx円)さんに送る」は詐欺
2026年3月23日、携帯料金に関する詐欺SMSが出回っており、PayPayで「携帯料金(xx円)さんに送る」が表示されたとの報告が増えています。
xx部分には具体的な金額が入りますが、6,895円や6,875円など様々なパターンが報告されています。
このメールが突然来ました。リンクを押してしまい、PayPayに飛んだら『携帯料金(6875円)さんに送る』と表示されました。携帯料金は親が支払っているので詐欺でしょうか??
引用:Yahoo!知恵袋
結論から言うと、料金の支払いを求める以下のようなSMSが届き、URLをタップした際にPayPayの送金画面が表示された場合は特殊詐欺の可能性が非常に高いです。
【お知らせ】料金引落ができませんでした。期限内にオンラインでお支払をお願いいたします。 https://○○○
PayPayの画面に表示される「携帯料金(x,xxx円)さん」はアカウント名であり、実際の携帯料金の明細ではありません。

SMSからPayPayの「送金画面」に誘導する手口が増加
PayPayの「送る」機能を悪用した送金詐欺は昨年から継続的に発生しており、SMSからPayPayアプリの送金画面に誘導する手口が増えています。
2026年3月以降だけでも、同様の手口による「料金引落ができませんでした」や「料金引落が不成立となりました」などの詐欺SMSを確認しています。
特に最近では、具体的な引き落とし内容(携帯料金・水道料金など)を省略し、PayPayに誘導するケースが多いです(Yahoo!リアルタイム検索調べ)。
トビラシステムズの調査で、通信事業者や官公庁をかたり架空料金の支払いを求める偽SMSから、PayPayの送金画面へ誘導する手口が確認されています。
引用:トビラシステムズ株式会社
携帯料金の支払い状況は公式サイトやアプリで確認
携帯電話会社(キャリア)がSMSでPayPayのリンクを送りつけ、宛名や明細も明記せずに携帯料金の支払いを求めることは、通常考えにくいです。
SMSが詐欺かどうか判断しづらい場合や、支払い状況に不安がある場合は、必ずキャリア公式サイトや公式アプリで確認してください。
キャリア各社のマイページ:
送金してしまった場合は「受け取り前」ならキャンセル可能
PayPayで送金してしまった場合は、PayPayのホームで「取引履歴」からキャンセルしたい相手を選び、「受け取り依頼をキャンセル」をタップすると送金を中止できます。
ただし、キャンセルできるのは相手が受け取り前の場合のみです。キャンセルボタンが表示されない場合は、既に受け取られている可能性があります。
相手が受け取りを完了する前であれば、キャンセルが可能です。
以下よりキャンセル方法をご確認ください。なお、受け取りが完了している場合はキャンセルできませんのでご注意ください。
引用:PayPay
キャンセルできない場合は最寄りの警察署に相談
PayPay残高の「送る・受け取る」機能による被害は補償対象外となっているため、最寄りの警察署や消費者センターへ相談してください。
お客様ご自身がPayPayの残高を送る・受け取る機能を使っているため、PayPayの補償制度の対象外となります。
引用:PayPay
なお、悪意のあるアカウントは次の手順で報告できます。不審なアカウントを見つけた場合は、報告することで被害の拡大防止に協力できます。
過去の取引を報告する手順:
- PayPayアプリで「送る」をタップ
- 履歴から報告したい相手とのチャットを開く
- 報告する取引をタップ
- 「取引を報告する」をタップ
- 詳細を入力し「この内容で報告する」か「報告して、この相手をブロックする」をタップ


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