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【メール】「Amazon.co.jp ご注文のキャンセル アカウントが盗まれる危険性があります」詐欺の詳細と対処

2025年5月7日現在、Amazonを装った詐欺メール「Amazon.co.jp ご注文のキャンセル アカウントが盗まれる危険性があります。」が出回っています。

メールには、「誰かがあなたのAmazonアカウントを使用して別のモバイルデバイスから注文を購入しようとした」として、Amazonアカウントを凍結したと記載されていますが、フィッシングサイトへ誘導する詐欺メールなので注意してください。

詐欺「Amazon.co.jp ご注文のキャンセル アカウントが盗まれる危険性があります。」に注意

2025年5月7日現在、Amazonを装った詐欺メール「Amazon.co.jp ご注文のキャンセル アカウントが盗まれる危険性があります。」の受信が報告されています。

このメールは、第三者がAmazonアカウントを不正利用して注文したとして、Amazonアカウントを凍結したことを知らせる「嘘」の内容になっています。

  • 注文をキャンセルした
  • 誰かがAmazonアカウントを使用して注文を購入しようとした
  • Amazonアカウントを凍結した
  • アカウントが盗まれる危険性があるため復元が必要

一部のユーザーからは、Amazonで注文をキャンセルしてから間もなく、この詐欺メールが偶然届いた事例が報告されています。実際の注文キャンセルと重なると、普段から詐欺メールに警戒している場合でも騙されかねないので注意してください。

Amazonを装った偽サイトに誘導される

メールには「この注文をキャンセルする」といったボタンが記載されていますが、リンク先はAmazonを装ったフィッシングサイトになっているため、リンクをクリックせずにメールを削除してください。

お客様のご注文がキャンセルされたことをお知らせいたします。誰かがあなたのAmazonアカウントを使用して別のモバイルデバイスからこの注文を購入しようとしました。 Amazonのアカウントセキュリティポリシーに従い、Amazonアカウントを凍結しました。

◆アカウントが盗まれる危険性があります。 この注文を一度も購入したことがない場合は、48時間以内に以下のリンクをクリックして、この注文をキャンセルし、Amazonアカウントを復元してください。

(後略)

メールアドレスやパスワードを入力しない

Amazonを装った詐欺メールに記載されているリンクを開くと、Amazon公式サイトを模倣したフィッシングサイトに転送される場合があります。

フィッシングサイトでは偽のログイン画面が表示され、アカウント情報(メールアドレス、パスワード)を入力してしまうと、不正アクセスの被害に遭う可能性があります。

もしAmazonアカウント情報を入力してしまった場合は、以下の対処を行ってください。

クレジットカード情報を入力してしまった場合は、カード裏面に記載されているヘルプデスクに連絡し、フィッシングサイトでカード情報を入力したことを必ず報告してください。

Amazonからのメールはメッセージセンターを確認

Amazonからの正規メールは、基本的にAmazon公式サイトのメッセージセンターにも同じ内容が通知される仕組みになっています。

Amazonを名乗るメールを受信した際、メールの真偽を見分けることが難しい場合は、メッセージセンターに同じ内容の通知が届いているかどうかで確認する方法がおすすめです。

ただし、サインイン通知などセキュリティ関連の重要なメールの場合、メッセージセンターに配信されないことがあります。こういったメールの場合は、次に解説する方法を参考にしてください。

Amazon公式サイトで「メッセージセンター」を確認する

リンクはテキスト形式のURLが記載される

Amazonアカウントなどに関する重要なメール(主にセキュリティ関係)では、指定のリンク先で操作が必要となる場合があります。

こういった「指定のリンク先で操作を求めるメール」の場合、正規メールでは本文末尾に「https://www.amazon.co.jp」で始まるテキスト形式のURLが記載され、URLのコピー&ペーストでアクセスできるよう配慮されています。

このEメールがAmazonから送信されていることを確認するにはどうすればよいですか?
このEメールのリンクは「https://www.amazon.co.jp」で始まります。以下のリンクをいつでもブラウザに貼り付けて表示できます。

https://www.amazon.co.jp/a/c/r/○○○

また、正規メールの冒頭には、Amazonアカウントの登録指名が宛名として記載されていることが多いです。重要なメールであるにも関わらず「Amazonお客様」などと書かれている場合は、詐欺の可能性が高いので注意してください。

※ AmazonおよびAmazon ロゴは、Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。

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