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【LINE】乗っ取り対策として「他端末ログイン許可のオフ」は効果が薄いかも?

昨今、LINEやWEBサービスでアカウントの乗っ取りが相次いだ事から、LINEの乗っ取りを防ぐ対策方法が様々な媒体で取り上げられています。
その中で多く紹介されている対策の1つとして「他端末ログイン許可のオフ」が挙げられています。
Twitterで検索をしてみると、他端末ログイン許可のオフがLINEアカウントを守る為の設定として浸透しているようですが、この設定をしただけではアカウントを完全に守ることはできません。

他端末ログイン許可のオフだけでは危険な理由

そもそも「他端末ログイン許可」をオフにすることで、「自分以外の端末ではログイン出来なくなる」と理解されている方が多いようですが、オフにしたとしても他人がLINEアカウントにに不正ログインする事は可能です。
この設定はLINE内にも記載があるように、スマートフォン以外の端末でのログインを拒否する設定になるため、スマートフォン版LINEからの不正アクセスを防ぐことはできません。
もし使用しているLINEアカウント情報が漏れてしまったら、スマートフォン(iPhoneやAndroid)から不正ログインされる可能性は十分あり得ます。

意味が無いという訳では無い

この設定を有効化することで、「PC経由の不正業者は排除する」ことは可能です。
よって、PCのツール(マクロ)などを使った総当りタイプの不正ログインから守る方法としては有効かもしれません。
“アカウント情報の使い回し”などによる不正ログインには、あまり効果を期待できません。

なぜこんなに広まった?

今回の乗っ取り対策が広まった根本を探ったところ、「NHK」といったキーワードが出てきました。

恐らくTVで取り上げられたこともあり、急速にこの誤解が広まってしまったのかもしれませんね。

正しい対策は?

結局のところ、根本的な乗っ取りを防ぐには以下の2つを徹底するしかありません。

  • LINEアカウント専用のメールアドレスを用意してLINEに登録する。
  • パスワードの使い回しはせずに、半角英数字大文字小文字の混ざったパスワードを設定する。

また、メールアドレスをGmailなどのWEBメールを使用せずに、iPhoneのキャリアメール(softbank.ne.jp)等を使用する事で、WEBメール自体の不正アクセスのリスクが無くなるので、より安全になるかと思います。
ただし、機種変更などをする際は事前にメールアドレスを変更する必要があります。

メールアドレスとパスワードの変更は、LINEの「設定」→ 「アカウント」→ 「メールアドレス変更」からできます。
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つぶやき

kogoto_prof
そもそも乗っ取りの多くの原因は「メールアドレスやパスワードの使い回し」です。
LINEにかぎらず、アカウント情報の使い回しは危険な行為なので絶対にしないようにしましょう。
複雑なパスワードを覚えるのは苦労するので、1Password(無料)などといったパスワード管理アプリを使用するのも一つの手です。

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カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
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