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【注意喚起】ヤマト運輸「宅急便お届けのお知らせ」などを騙る詐欺メールに注意

2019年11月18日現在、TwitterなどのSNSでヤマト運輸株式会社を騙る、悪質なフィッシング詐欺メール「宅急便お届けのお知らせ 伝票番号:〜」や「お荷物の受け取りが未完了です」の受信が相次ぎ報告されています。

宅急便お届けのお知らせ、お荷物の受け取りが未完了には要注意

ヤマト運輸株式会社を騙る、悪質なフィッシング詐欺メール「宅急便お届けのお知らせ 伝票番号:〜」「※※お荷物の受け取りが未完了です※※」は、いずれも詐欺メールに記載されているリンク、配送状況の確認再配達受付などを開いてしまうと、個人情報の不正入手等を目的としたフィッシング詐欺サイトにアクセスしてしまいます。

件名:※※お荷物の受け取りが未完了です※※伝票番号:〜

こちらはヤマト運輸再配達受付センターです。

何度かお客様のご自宅へのお荷物をお届けに伺いましたが、不在であった為近くの営業所でお預かりしております。
ポストなどに不在連絡票を投函させて頂いていると思うのですが、心当たりはありますでしょうか?

保管期限が迫っており、この期間が過ぎますと配送元へと返送しなければならなくなります。
その為、お届け先のお客様に確認のメールを配信させて頂きました。

下記のURLよりアクセス頂き、「希望日時」を選択してください。
お届けのお品物の詳細も、URL無いよりご確認頂けます。

▼再配達受付▼
www.c$m$a$i$…(省略)

※有効期限○○月○○日○○時迄※
※期限を過ぎますと発送元へ返送致しますのでご注意ください※

件名:■宅急便お届けのお知らせ■伝票番号:〜

■お届け予定日時:○○月○○日 時間帯希望なし
※お届け予定日時につきましては、ゴルフ・スキー・空港宅急便(施設宛)の場合、プレー日(搭乗日)を表示しております。
■品名:らくらく低糖質おかず定期便:おまかせコースAセット
■商品名:宅急便
■ご依頼主:シュガーライフ(株)

▼配送状況確認はこちら▼
www.o23{}http://mwrz..(省略)

ヤマト運輸株式会社
※自動送信のため返信不可
※このメールはプライバシーに則り、暗号化されております。

※ 品名や依頼主については複数パターンあるようです。

正式な「お荷物お届けのお知らせ」について(2019年11月時点)

ヤマト運輸から届く「お荷物お届けのお知らせ」は、クロネコメンバーズに会員登録し、通知の受信設定(eお知らせ設定)をしない限り届くことはありません。

ヤマト運輸、お荷物お届けのお知らせ
本物の「お荷物お届けのお知らせ」には氏名や伝票番号が記載されている。

また本物の「お荷物お届けのお知らせ」には、受取人の氏名や12桁の送り状番号(伝票番号)等の個人情報が記載されているので、公式サイトから荷物お問い合わせシステム再配達サービス(要クロネコメンバーズ会員登録)を直接利用できます。(詐欺メールは送り状番号が未記載/誤った情報)

ヤマト運輸、再配達依頼
メール内のリンクを開かずにヤマト運輸公式サイトから「配送状況確認」や「再配達依頼」ができる。

氏名や送り状番号(伝票番号)の正誤で判断できる

フィッシング詐欺メールは不特定多数に送信しているため、氏名や送り状番号が記載されていない、あるいは不正確であることがほとんどなので、記載されている情報(氏名、送り状番号等の個人情報)が正しい内容かどうかで、フィッシング詐欺メールか判断すると良いと思います。(送信元メールアドレス、表示URLは偽装できるので判断の基準には向いていません)

ヤマト運輸も迷惑メールやなりすましサイトについて注意喚起

今回の相次ぐフィッシング詐欺メールに関して、ヤマト運輸株式会社も「ヤマト運輸の名前を装った「迷惑メール」および「なりすましサイト」にご注意ください」として注意喚起しています。

この類のフィッシング詐欺は、ヤマト運輸に限らず日本郵便などでも報告されているので、見に覚えが無い荷物のお届けに関するメールを受信した場合は、Google検索から公式サイトにアクセスして配送状況を確認するか、最寄りの営業所等に電話をして確認すると安心です。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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