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【Amazon】「Amazon.co.jpでのご注文」詐欺メールに注意、詳細と入力した時の対処

2022年4月頃より、Amazonの注文確認メールを装った詐欺メール「Amazon.co.jpでのご注文」が不特定多数のメールアドレス宛に送信されており、TwitterなどのSNSで受信を報告する声が急増しています。

詐欺「Amazon.co.jpでのご注文(ランダムな数字)」メールが急増

2022年4月頃より、大手ショッピングサイト「Amazon」の商品注文確認メールを装った詐欺メール、「Amazon.co.jpでのご注文(ランダムな数字)」が大量に出回っています。

詐欺メール本文は何通りが種類があり、執筆時点では以下の2つが多く出回っています。いずれもメール本文の冒頭部分に掲載されている文章のみ引用しています。

誰かがあなたのAmazonアカウントを使用して、別のデバイスからこの注文を購入しようとしました。セキュリティ上の理由により、アカウントがロックされている可能性があります。まだ注文していない場合は、[注文の詳細を表示する]をクリックしてすぐにキャンセルします。

誰かがあなたのAmazonアカウントで他のデバイスから購入しようとしました。Amazonの保護におけるセキュリティ整合性の問題により、セキュリティ上の理由からアカウントがロックされます。

※お客様のアカウントは盗難のリスクがあります。この注文を購入したことがない場合。できるだけ早く請求情報を確認してください。システムはこの注文を自動的にキャンセルします。

詐欺メールは宛名(本名)の有無でほとんどが判断できる

Amazonの注文確認を装った詐欺メールは2019年頃から報告されていますが、最近出回っているものは本物の注文確認メールをコピーした物を改ざんしたものが多くなっています。

Amazonを騙る詐欺メールは年々巧妙化していますが、いずれも共通点としてメール本文に記載される宛名部分にアカウント持ち主の氏名が記載されておらず、「メールアドレス様」や「お客様」といった言葉に置き換えられている傾向があります。

メッセージセンターを活用すると詐欺メール被害は防げる

Amazonと名乗る送信元から注文確認メールやアカウント状況に関するメールを受信した場合、必ずAmazon公式サイトのメッセージセンターで同じメールを受信しているか確認するようにしてください。

もしメッセージセンターでは受信していない場合、メールアドレス宛に届いたメールは詐欺(嘘)となるため、メールを削除して対処するようにしてください。

Amazonでメッセージセンターを確認する(Amazon公式サイト)

なお、Amazonはユーザーに対してメールを送信する場合、以下のドメイン(メールアドレスの@以降)を使用しているので、こちらも参考にしてください。

  • amazon.co.jp
  • amazon.jp
  • amazon.com
  • business.amazon.co.jp
  • email.amazon.com
  • marketplace.amazon.co.jp
  • m.marketplace.amazon.co.jp
  • gc.email.amazon.co.jp
  • gc.amazon.co.jp
  • payments.amazon.co.jp

Amazonアカウント情報を入力した時の対処

フィッシング詐欺サイトでAmazonアカウント情報を入力した場合、以下の手順を参考にAmazonアカウントのパスワードを変更してください。

  1. Amazon公式サイトを開く
  2. Amazonアカウントを入力してサインイン
  3. ページ右上の人の形をしたアイコン(本名さん)をタップ
  4. アカウントサービス横のすべてを表示をタップ
  5. 名前、Eメール、携帯番号、パスワードの管理をタップ
  6. パスワード欄の横にある編集をタップ
  7. 現在のパスワードと新しいパスワードを入力
  8. 変更を保存をタップ

Amazonのパスワード変更後に行うべき確認事項等について

Amazonアカウントのパスワード変更後、注文履歴非表示にした注文に不正な買い物履歴が無いか確認し、不正な注文等がある場合は、Amazonの電話問い合わせフォーム(1)各種サービス(問い合わせ内容)セキュリティ、機能セキュリティ身に覚えない請求電話)から相談するようにしてください。

またクレジットカード情報を入力した場合は、クレジットカード裏面に記載されているサポートデスクに連絡し、不正利用の確認とクレジットカード再発行等を行ってください。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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