2026年10月30日現在、iPhoneのライブリスニング経由で盗聴される可能性があるとして、リモート制御をオフにするよう促す投稿が出回っています。
この情報は大筋誤りで、Apple Accountが不正利用されたとしても、第三者の端末からライブリスニングを勝手に開始されることはありません。以下詳細です。
目次
リモート制御をオフにするよう勧めるポストが拡散
iPhoneにはマイクで集音した音声をMFiヒアリングデバイス、AirPods、対応したBeatsヘッドフォンで再生できる「ライブリスニング」機能があります。
同じApple AccountでサインインしているAppleデバイスがある場合、ライブリスニングの操作(停止、10秒戻し)や文字起こしはリモート制御できます。
このリモート制御が話題になっており、「誰かがリモートで盗聴しないよう無効にすることを強く勧める」といった内容のポストが拡散されています(投稿)。
リモート制御はできることが限定的
実際に同じApple Accountでサインインした2台の端末を使用して検証しましたが、「端末Bで端末Aのマイクを遠隔起動する」ことはできませんでした。
ライブリスニングを使用中の端末Aに対して、端末Bから停止や10秒戻し、文字起こしはできますが、前提として端末Aでライブリスニングを開始する必要があります。
複数のデバイスでライブリスニングを使うには、ライブリスニングセッションを開始してから、2台目のデバイスでセッションを開始します。
特殊な条件ですが、端末Aを物理的に操作してライブリスニングを開始、端末Bに不正ログインした人物が端末Bで端末Aのライブリスニングのを文字起こし表示、といったことは可能です。
ライブリスニングのリモート制御をオフにする方法
Apple Accountが不正ログインされたとしても、ライブリスニング経由で盗聴される可能性は非常に低いため、リモート制御はオンでも問題ありません。
ただ、他の端末からライブリスニングを操作しないのであればリモート制御をオフにしても悪影響はないため、不安であればオフにする程度で十分です。
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「設定」を開くホーム画面で「設定」を開く
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「アクセシビリティ」をタップスクロールして「アクセシビリティ」をタップする
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「オーディオとビジュアル」をタップ聴覚サポート欄にある「オーディオとビジュアル」をタップする
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「ライブリスニング」をタップライブリスニングの項目をタップする
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「リモート制御」をオフ「リモート制御」のスイッチをオフにする
Apple Accountを不正アクセスから守ることが重要
ライブリスニングによって先ほどあげたような限定的な盗聴リスクよりも、Apple Accountが第三者に不正ログインされないよう対策することが重要です。
Apple Accountの不正ログイン対策:
- Apple Accountのパスワードをユニークなものに設定する(使い回さない)
- 2ファクタ認証を設定する
- Apple Accountを管理する場合は設定アプリから操作する(メールやSMS経由で操作しない)
ユニークなパスワードを設定し、且つ2ファクタ認証を設定しているのであれば、不正ログインされる可能性は限りなく低いです。
ただし、自身がフィッシングサイトでアカウント情報を入力し、端末に届く2ファクタ認証も自身で承認や入力してしまうような事故には無力です。
Apple Accountはデバイスの設定アプリやApp Storeの中でだけ入力するよう徹底すると、フィッシングサイトに引っかかるリスクを減らせます。
✓ 検証済み 検証・調査の詳細
検証対象
ライブリスニング(リモート制御)
OS
iOS27.2 / iOS27.0.1
端末
iPhone 17 / iPhone 14 Pro
検証結果・調査概要
同じApple Accountでサインインした2台のiPhoneで、ライブリスニングのリモート制御を検証しました。端末A(AirPods Pro接続)でライブリスニングを開始すると、端末Bでは文字起こしの表示、停止と早戻しができました。端末Aでライブリスニングを開始していない状態や端末Bで停止した後は、端末Bから開始・再開することはできませんでした。リモート制御はiOS27.2で初期設定からオンになっていました。










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