2024年10月頃以降、Apple Account(旧Apple ID)の確認コードが記載されたSMS「Apple Accountコードはxxxxxxです。共有しないでください。」を受信する事例が報告されています。
この確認コードは、Apple Accountでサインインする際に要求される2ファクタ認証コードです。もし心当たりがない場合は、第三者が不正アクセスを試みている可能性があるため対処が必要です。
目次
心当たりのないApple Accountコードが記載されたSMS
2024年10月以降、Apple Accountの確認コードが記載されたSMS「Apple Accountコードはxxxxxxです。共有しないでください。」を受け取る事例が報告されています。
この6桁の確認コードは、Apple Accountでサインインする際に必要な2ファクタ認証のコードで、Apple IDを必要とするサービスや機能でサインインする際に送信されることのあるSMSです。
もし、自分でサインイン操作をしたのであれば問題はありませんが、何もしていないのにに関わらず、確認コードが記載されたSMSが届いた場合は、第三者が不正にサインインを試みている可能性があります。
Apple Accountコードは******です。共有しないでください。
@apple.com #****** %apple.com
第三者が正しいパスワードを入力、2ファクタ認証で保護
身に覚えのない確認コードがSMSで届いた場合、第三者がApple Accountの正しいパスワードの入力に成功しており、2ファクタ認証により保護されている状態です。
そのため、不正アクセスを防ぐためにも早急にパスワードを変更する必要があります。iOSデバイスを使用している場合は、次の手順でパスワードを変更できます。
iOSデバイスでApple IDのパスワードを変更する手順
- 設定アプリを開く
- Apple Accountのユーザ名をタップ
- サインインとセキュリティをタップ
- パスワードの変更をタップ
- iPhoneのパスコードを入力
- 新しいパスワードを入力
- 変更をタップ
PCを使用している場合は、account.apple.comからパスワードを変更することができます。
ブラウザでApple IDのパスワードを変更する手順
- account.apple.comにサインインする
- パスワードをクリック
- 現在のパスワードと新しいパスワードを入力
- パスワードを変更をクリック
※ Apple Accountのパスワードを他のサービスでも使いまわしている場合は、それらのアカウントが不正アクセスされるリスクがあります。該当する全てのパスワードを変更することを強くお勧めします。
Apple Accountとは?Apple IDとは違うの?について
iOS18のリリースに伴い、「Apple ID」は「Apple Account」に名称が変更されました。これに伴い、2ファクタ認証コード(確認コード)が記載されたSMSの形式も変更されたようです。
(変更前)
Apple ID コードは次の通りです:******。コードを共有しないでください。
@apple.com #****** %apple.com
(変更後)
Apple Accountコードは******です。コードを共有しないでください。
@apple.com #****** %apple.com
Apple IDとApple Accountの違いは何ですか?
iOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoia、watchOS 11のリリースに伴い、Apple IDは、Appleのサービスやデバイス間で一貫したサインインエクスペリエンスを確保するためApple Accountという名前に変更されました。Apple Accountはユーザの既存の認証情報に基づいています。
引用:Apple
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