iOS26.0.1でシステムデータが肥大化？空き容量が不足する問題の詳細と対処

iOS26.0.1アップデート後、一部ユーザーのiPhoneでストレージの「システムデータ」が肥大化し、容量が50～100GB以上まで増える問題が発生しています。

この問題はiOS26ベータ版の頃から報告されており、iCloud上のファイル整理、Apple Intelligenceのオフ、バックアップと復元などで改善したとの報告があります。以下、詳しく解説します。

iOS26.0.1でシステムデータが肥大化する問題

iOS26.0.1アップデート後、一部のiPhoneでストレージの「システムデータ」が数十～数百GBまで増え、空き容量が不足するケースが報告されています。

筆者のiPhone 17ではシステムデータは11.53GBでしたが、SNSやナレッジコミュニティでは52GBや146GBまで増えた事例も見つかりました（ユーザーの言及：ポスト1、ポスト2）。

IOS26からIOS26.0.1にアップデートしたらシステムデータが肥大化

今日、何となく、iPhone 17 Proのストレージを見てみたら、256GB中219GBも使用となっていた。

原因は、システムデータが146GBもあった。iPhone16 Proで確認したら1.63GBだった。

引用：Appleサポートコミュニティ

システムデータが肥大化した時の対処

システムデータが肥大化する問題は、iOS26ベータ版の頃から報告されており、iOS26.0.1でも同じ問題が継続していると考えられます。

AppleサポートコミュニティやRedditで改善事例を調査したところ、主に以下の方法でシステムデータの容量が減少したとの報告が寄せられていました。

筆者端末でApple Intelligenceをオフにすると約6GB減少

筆者のiPhone 17で「Apple Intelligenceの無効化」を試したところ、再度オンに戻したタイミングでシステムデータが11.53GBから4.95GBまで減少しました。

システムデータにはキャッシュやシステムのリソースが含まれるため、Apple Intelligenceのオンオフでキャッシュ等の容量が解放された可能性があります。

システムデータには、キャッシュ、ログ、および現在システムで使用中のその他のリソースが含まれています。この値はシステムの利用状況に応じて変動します。

ただ、Apple Intelligenceを再開すると再びシステムデータが肥大化する可能性があるため、空き容量を優先する場合はオフのままのほうが良いのかもしれません。

※ 筆者の端末では、手順5の時点ではシステムデータのサイズは変わらず、手順6のタイミングでサイズが減少しました。

過去のiOSでも同じ問題、バックアップと復元が有効

過去のiOS15やiOS16でもシステムデータの肥大化が報告されており、当時も「バックアップと復元」で改善したケースが多くありました。

iOS26においても、複数のユーザーからバックアップと復元による改善が報告されているため、空き容量が非常に少ない状況であれば試す価値はあります。

ただ、復元直後はシステムデータが少なくなった場合でも、iPhoneを使用している過程で徐々に肥大化してしまい、根本的な解決にはならない可能性もあります。

パソコンに繋いで、iTunes（またはMacの場合はFinder）でフルバックアップを試してみて。これで僕の場合は大体2GBくらいまで（システムデータが）縮小するんだ。

それがダメなら、フルバックアップと復元をやってみて。これで間違いなくクリアになるよ。

翻訳・引用：Reddit

MS版iTunesやAppleデバイスアプリはエラーに注意

Microsoft版iTunesやAppleデバイスアプリでは、iOSアップデートや復元中にエラーが発生し、リカバリーモードによる復元が必要になる問題が報告されています。

もしiTunesやAppleデバイスアプリで復元やアップデートに失敗した場合は、こちらの過去記事を参考に対処してください。