2026年9月15日、AppleからiPhone用のセキュリティ修正を含む、iOS26.7アップデートがリリースされました。
同日iOS27がリリースされており、ソフトウェアアップデート画面で「iOS27」と「iOS26.7」のどちらにアップデートするか選択できます。以下詳細です。
目次
iOS26.7はiPhone用のセキュリティ修正が中心
今回リリースされたiOS26.7では、iPhone用のセキュリティ修正が行われており、CVE-ID基準で82件の脆弱性が修正されています。
iOSの中核にあたる「カーネル」に関する修正も18件含まれており、iOS26.6.1の29件と比較すると多い件数です(iOS26.6.2は公開CVEなし)。
セキュリティアップデートの詳細は「About the security content of iOS 26.7 and iPadOS 26.7」で公開されています。以下は公表された情報の中から筆者が抜粋したものです。
| コンポーネント | 影響 | CVE-ID |
|---|---|---|
| AVEVideoEncoder | サンドボックス化されたアプリがカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性がある | CVE-2026-84607 |
| Bluetooth | リモートの攻撃者により、予期しないアプリの終了や任意のコードの実行を引き起こされる可能性がある | CVE-2026-65414 |
| Kernel | 悪意のあるアプリがroot権限を取得できる可能性がある | CVE-2026-43689 |
| Kernel | root権限を持つアプリが未初期化のカーネルメモリを読み取れる可能性がある | CVE-2026-84622 |
| Kernel | 悪意のあるNFSサーバに接続すると、カーネルメモリが漏えいする可能性がある | CVE-2026-43687 |
| CoreMedia | サンドボックス化されたプロセスがサンドボックスの制限を回避できる可能性がある | CVE-2026-86876 |
| copyfile | アーカイブがGatekeeperを回避できる可能性がある | CVE-2026-65399 |
| Security | 侵害された中間認証局を持つ攻撃者が、任意の拡張鍵使用法を持つ証明書を発行できる可能性がある | CVE-2026-86881 |
| Siri Suggestions | ロックされたデバイスに物理的にアクセスできる攻撃者が、機密性の高いユーザ情報を閲覧できる可能性がある | CVE-2026-86890 |
| WebKit | 悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、メモリが破損する可能性がある | CVE-2026-43715 |
iOS27またはiOS26.7のどちらかにアップデートが可能
今回はiOS27とiOS26.7が並行でリリースされているため、ソフトウェアアップデート画面でアップデート先を選択できます。
iOS27にアップデートする場合は、ソフトウェアアップデート画面の下部にある「iOS27にアップグレード」を選択すると表示されます。
注意点として、iOS27のアップグレード画面に「iOS26.7」と表示される不具合があり、実際にはiOS27がインストールされるため、iOS26に留まる場合は誤操作に注意してください。
iOS26.7とiOS27どっちにアップデートすれば良い?
iOS26.7とiOS27のどちらにアップデートするか迷っている方が多いかもしれません。iOS27の全体像をふんわりと掴むとiOS27が自分に必要かどうか見えてくるので、新機能と特徴を簡単に解説します。
iOS27では、Siri AIやApple Intelligenceに関連する新機能が多数追加されています。リリース時点では、Siri AIは英語のみ対応で日本語は10月からベータテストとして提供予定です。
Apple Intelligenceに関しては日本語環境でも使えるものが多く、写真の外側を拡張したり、撮影の構図を変更できるリフレーム機能が追加されています。
他にもSafariで大量に開いているタブをトピック単位で自動整理する機能、ウェブページを監視して更新を検知すると通知する機能も追加されました(最短の頻度は1時間ごと)。
ショートカットやオートメーションも「何を自動化したいか」を入力するだけで、要望に沿ったショートカットが組み立てられるようになりました。ただし複雑なものは失敗することもあります。
設定周りではLiquid Glassの透明度をスライダーで調整できる機能、子どものアプリの使用時間をカテゴリごとの「許容時間」で管理できる機能も追加されました。
iOS27は全体的に「Siri AI」と「Apple Intelligence」を中心としたアップデートで、機種によって使用できる機能に差が大きいのも特徴的です。
特にSiri AIの全機能を使える機種はiPhone 17 Pro / Pro MaxとiPhone Air、発売を控えているiPhone 18 Pro / Pro MaxとiPhone Duoと一部です。
Apple IntelligenceはiPhone 15 Pro / Pro Max、iPhone 16以降が対応しており、これらに該当しない機種ではAI関連の新機能は使えないため、iOS26に留まるのも選択肢の一つだと思います。
iOS26.7のアップデートサイズと所要時間
筆者はiPhone 11 ProをiOS18.7.7からiOS26.7へアップデートしたところ、ダウンロードサイズは687.9MBで所要時間は約34分でした。
アップデート前のiOSのサイズは21.46GBでしたが、アップデート後は13.04GBに減少(-8.42GB)し、システムデータは8.3GBから10.49GBに増加(+2.19GB)しました。
現在の端末のバージョンがiOS26.6.2など最近のものであれば、筆者の環境よりも差分が少ないため、短い時間でアップデートできる可能性があります。
iOS26以降から報告されている不具合と対処
iOS26で長く続いた「画面収録で音声にノイズが入る問題」ですが、同日リリースされたiOS27アップデートで修正されたことを確認しました(iPhone 17 / 14 Pro)。
またiOS26.7の検証で使用したiPhone 11 Proでも問題が解消されており、実際に3Dゲームで画面収録を試しましたが問題なく音声が収録されました。
以下はiOS26以降から報告が続いている、その他の不具合を一部抜粋した表です。該当する問題が発生した場合は対処法を参考にしてください。
情報提供のお願い:
iOS26.7アップデート後に発生した問題がありましたら、コメント欄で詳細を共有していただけると幸いです。投稿コメントは承認後に反映されます。
| 問題 | 対処 |
|---|---|
| 画面の明るさを最小にしても暗くならない | iPhoneの再起動 |
| 動画が勝手に倍速再生される(X・YouTube・TikTok等) | iPhoneの再起動 |
| App Storeのアプリが起動時にクラッシュして開けない | ・アプリのアップデート ・アプリの再インストール |
| メールやカレンダーが表示されない、真っ白になる | ・iPhoneの再起動 ・各メール/カレンダーアカウントのオンオフ ・各メール/カレンダーアカウントの再ログイン |
| カメラの映像がグレーになり何も映らない、QRコードが読み取れない | iPhoneの再起動 |
| ホーム画面の壁紙が真っ黒になる | ・iPhoneの強制再起動 ・壁紙を別のセットに切り替えて元に戻す ・壁紙をカスタマイズして画像を設定し直す |
| 電話アプリで「連絡先を着信拒否」が表示されない | ・電話アプリの表示形式を「クラシック」と「統合」で切り替える |
| システムサービスのデータ通信量が増加する | iOS26.4で再発報告。数年前から続く問題でデバイスの再起動を控えると緩和する傾向。 |
| 「iOSは最新の状態です」でアップデートできない(USB-C端子搭載モデル) | iPhoneをリカバリーモードに切り替え、PC経由でアップデートできた事例が報告 |
| SafariのWebサイトデータで一部サイト情報が削除できない | 回避方法が見つかっていません。必要に応じてブラウザの変更の検討も。 |
| 一部の車両でCarPlayが使用できない問題(ブロックノイズ、ジャギー等) | 根本的な解決方法が見つかっておらず、解決にはAppleまたは車載機器側のアップデート対応を待つ必要があります。 |
iOS26.7で発熱やバッテリーの減りが早い時の対処
iOS26.7アップデート後、内部処理の影響でバッテリーの消耗が早くなったり、本体が発熱する場合があります。
筆者のメイン端末もiOS26.6で一時的な発熱を経験しましたが、約20分で手に持っても「熱い」と感じない程度の温度まで下がりました。
iOS26.7の検証で使用した端末(iOS18.7.7→iOS26.7)でも発熱が発生したため、経験則ではバージョンが大きく更新されると顕著に発熱する傾向があります。
アップデート直後はバッテリーの減りが早くなることもありますが、一時的な問題である可能性があるため、まずは48時間ほど様子を見るようにしてください。
メジャーリリースでは特に、アップデートの完了直後に、バッテリー駆動時間や熱性能への一時的な影響に気付くことがありますが、これは正常な動作です。検索用データやファイルのインデックス作成、新しいアセットのダウンロード、アプリのアップデートなどのセットアップ処理を、デバイスはバックグラウンドで行い、完了まで時間がかかるためです。
アプリを使用時のみ発熱する場合は、原因がiOSではなくアプリ側にある可能性もあります。最近ではYouTubeアプリで異常な発熱が報告されています。
時間を十分にあけてもバッテリーパフォーマンスが改善しない場合は、以下の設定や使い方を見直すことも試してみてください。
バッテリーの減りを抑える設定と使い方:
- インターネット共有(テザリング)を使用しない場合はオフ設定→モバイル通信→インターネット共有
- モバイル通信が繋がらない、圏外になる場所では機内モードをオン
- アプリの位置情報を必要最低限のみ許可設定→プライバシーとセキュリティ→位置情報サービス※ 位置情報を常時必要とするアプリ、ナビや緊急速報等はオフにしないでください。
- iPhoneの自動ロックを短くする設定→画面表示と明るさ→自動ロック
- 画面の明るさを自動にする設定→アクセシビリティ→画面表示とテキストサイズ→明るさの自動調節
- 不要なアプリのバックグラウンド更新をオフ設定→一般→アプリのバックグラウンド更新
- インストール済みアプリを最新バージョンにアップデートする
- ホーム画面やロック画面に配置するウィジェットを最低限まで減らす
- マルチタスク画面(Appスイッチャー)でアプリを頻繁に終了しない
- 外観モードをダークに変更する設定→画面表示と明るさ→ダーク
✓ 検証済み 検証・調査の詳細
検証対象
iOS 26.7
iOS 18.7.7 / iOS 26.7
OS
iOS26.7
端末
iPhone 11 Pro
検証結果・調査概要
iOS18.7.7からiOS26.7へアップデート。サイズは687.9MBでしたが完了までに約34分かかりました。アップデートはOTAを使用し、特に問題なくアップデートが完了しました。


















iPhone 13mini(41GB/128GB) 26.6.2 →26.7 (iOS 13.37GB System Data 8.14GB)
1.65GB、約20分で完了しました。
中古で8月に購入したものですが、いつの間にかAirDropで”Note”だけが受信できなくなっていることに、最近、26.6.2の時に気づきました。Photosでは問題ありませんでした。
アップデートしたら直りました。
===
アンテナ4本が全く表示されないが、通信は正常という症状があるのです(5Gの切り替え等で表示されるようになる)が、いつも起こる症状ではないので確認ができません。様子を見ます。
いつも貴重な情報をありがとうございますm(_ _)m
いつもコメントありがとうございます。
AirDropの件、貴重な参考情報ありがとうございます:)
アンテナの問題含め、また何かありましたらお気軽にコメント頂けると嬉しいです..!
Note by AirDrop
13mini(26.7、Data eSIM), SE2(18.7.8,SIMなし), SE1(15.8.8,音声SIM), MacbookAir2012(14.8.9 on OCLP)
◯13mini → SE1
✗13mini → SE2 デバイスが現れない
◯13mini → MBA 遅れて送信された
✗SE1 → SE2 デバイスが現れない
✗SE1 → 13mini 動作するが送れない。
◯SE1 → MBA
◯SE2 → SE1
✗SE2 → 13mini デバイスが現れない(✗Photos)
✗SE2 → MBA デバイスが現れない
◯MBA → SE1
◯MBA → SE2
✗MBA → 13mini
13miniの受信は、データがどこかに溜まっているような感じです。その後も、何度もLock Screenに受信処理が現れます。
Phtosは例外1 SE2を除き、確実です。
SE2は送受信が不確実、不安定のような気がします。
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アンテナ表示は、夕方消えてしまいました。
よろしくお願いします。
今日、知らないうちにアンテナが出現していました。