OS14.3がリリースされた当日、デュアルSIM環境で楽天モバイルの電波強度が圏外になる不具合をお伝えしましたが、同事象の詳細と対処法について楽天モバイルが案内しています。
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iPhone 12シリーズのデュアルSIM環境で圏外になる
iOS14.3以降、デュアルSIM環境で楽天モバイル(楽天回線)を副回線として使用すると電波強度が圏外になる問題が報告されており、先日楽天モバイルが正式に詳細と対処法を公式サイトで公開しています。
iOS 14.3のiPhone12シリーズ(iPhone 12/iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max/ iPhone 12 mini )で、モバイル通信設定にて、楽天モバイル(楽天回線)を副回線として「オンにせずご利用になっている」場合、データ通信ができなくなる事象が報告されております。
楽天モバイルによると、今回の圏外になる問題はiOS14.3をインストールしたiPhone 12シリーズ(iPhone 12/iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max/ iPhone 12 mini)であること、デュアルSIMでモバイル通信に楽天モバイル以外を設定している場合に生じるようです。
また現在開発者向けに配信されているiOS14.4 betaにおいても同様の問題が生じているようで、根本的な問題の解決には時間を要することになりそうです。
iPhoneのモバイル通信を主回線docomo にしてMobile data 通信をdocomoにするとeSIMの楽天モバイル副回線が圏外になるのはiOS14.4 (18D5030e)でも同じで 、これだと電話の待受が出来ない。 pic.twitter.com/8SXi12ROrb
— Sanada (@sanada_kazu) December 18, 2020
モバイル通信に楽天モバイルを設定して対処
iOS14.3以降、特定環境(iPhone 12シリーズ/デュアルSIMでモバイル通信が楽天回線では無い)で電波強度が圏外になる場合、以下の手順でモバイル通信のモバイルデータ通信設定を副回線(楽天モバイル)に変更することで改善するとのことです。
- 設定アプリを開く
- モバイル通信をタップ
- モバイルデータ通信をタップ
- 副回線(楽天モバイル)を選択
- 1〜2分程度待つことで電波強度が回復します
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