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【iOS11.3】iPhone 5sで「バッテリーの状態」が表示されない原因について

先日配信されたiOS11.3では、iPhoneのバッテリーの最大容量(劣化状況)を確認することができる、新機能「バッテリーの状態」が追加されました。

バッテリーの状態はバッテリー交換時期の目安となる重要な新機能ですが、iPhone 5sユーザーから「バッテリーの状態」が表示されない、項目が無いといった声が挙がっています。

バッテリーの状態が表示されないとの声

iOS11.3のリリースノートには、新機能「バッテリーの状態」が追加された旨が記載されていますが、対応機種の詳細については記載されていません。

バッテリーの状態(ベータ)
* iPhoneのバッテリー最大容量およびピークパフォーマンス性能の情報を表示
* 突然のシャットダウンを防ぐために最大パフォーマンスを動的に管理するパフォーマンス管理機能がオンであるかどうかを表示、およびそれを無効にするオプションを追加
* バッテリーの交換が必要な場合それを推奨する機能

そのためか、iOS11.3にアップデートしたユーザーから一部「バッテリーの状態が無い」「バッテリーの劣化状況が確認できない」「バッテリーの状態の項目が表示されない」といった声が挙がっています。

5sです。itunseで問題なくダウンロード及びインストールできましたが、設定からバッテリーに行っても、バッテリーの状態の項目が表示されません。
設定、一般から情報を見てもバージョンは 11.3で間違いありません。不思議ですね。

(筆者コメント:コメント投稿ありがとうございます!/当人は自己解決済みですm(_ _)m)
投稿者:Kさん

iPhone 5s以前はバッテリーの状態に未対応

一部混乱を招いている新機能「バッテリーの状態」ですが、Appleのサポート記事を確認してみると、対応機種について次のように説明されています。

iOS 11.3 には、バッテリーの状態を表示し、バッテリーの交換が必要な場合はそれを推奨する新機能 (対象は iPhone 6 以降) が追加されました。この機能は「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態 (ベータ)」にあります。

なので、新機能「バッテリーの状態」は次の機種のみ対応していることになります。

  • iPhone 6
  • iPhone 6 Plus
  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone SE
  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • iPhone X

iPhone 5sはiOS12アップデートの対象外になる可能性

iPhone 5sは今年で5年目を迎える機種ですが、今年リリースが見込まれるiOS12ではアップデート対象外となる可能性も考えられます。

以下の表はiOS11のアップデート対応有無をまとめたものですが、iPhone 5sの前代機種に相当するiPhone 5/5cが対象外となっています。

デバイス モデル 対応可否
iPhone iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone SE
iPhone 5s
iPhone 5c ×(初)
iPhone 5 ×(初)
iPad 12.9インチ iPad Pro(第2世代)
12.9インチ iPad Pro(第1世代)
10.5インチ iPad Pro
9.7インチ iPad Pro
iPad Air 2
iPad Air
iPad(第5世代)
iPad(第4世代) ×(初)
iPad mini 4
iPad mini 3
iPad mini 2
iPod iPod touch(第6世代)
iPod Touch(第5世代) ×

iOS12の対応機種は正式発表はされていませんが、iPhone 5sをお使いの方は今年が機種変更の節目の年になりそうです。

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