iOS11.3アップデートがリリースされてから2週間ほど経過しましたが、TwitterやAppleサポートコミュニティなど、各所で「バッテリーの減りが早くなった」「バッテリー残量が急激に減少する」など、バッテリードレインの諸症状を訴える声が相次いでいます。
目次
バッテリーの減りが早いとの声が各所で相次ぐ
iOSアップデートが配信されると、TwitterなどのSNSで「バッテリーの減りが早くなった」との声が多く挙がる傾向がありますが、今回はこれまで以上にバッテリードレインの症状を訴える声が目立ちます。
iOS11.3にうっかりあげてしまってから、バッテリーの減りが早いし、数分使ってiPhone熱くなるし、このままだとアラバキとか困るから、チャットで相談して、結果お店に持っていく。今からバックアップしなきゃ。
— chica (@chica_cookie) 2018年4月13日
iOS11.3にアプデしたらバッテリーの減りが過去最速なんですけど〜💢💢
— まるし (@dank0928) 2018年4月11日
おいおいおいおい…
iOS11.3にアップデートしてからバッテリーの減り早過ぎ!画面見るたびに1%ずつ減ってく…なんだよコレ
#iOS #iPhone— あきら (@akira_yohyoh) 2018年4月8日
iOS11.3にしてからバッテリーの減りが半端ないです〜。ちょびっと画面見ただけで本体がちんちんにあつくなります〜(^^;;
ちゃんとLightning経由でバージョンアップしたのに!一度初期化で治るパターンですかー?
コンタクトセンターのT君!返事よろしく。笑 pic.twitter.com/PGmZTma6Oe— Takashi Furuhashi (@T_Furuhashi) 2018年4月4日
iPhoneのバッテリー容量が見れるって聞いたからアップデートしてから見たら92%だったんだけど残量90%で機内モードにして寝て起きたら4%になってる携帯のバッテリー容量が92%だとは到底信じられませんね…
— らじゃ (@Radja18Koeln) 2018年4月13日
もちろん日本国内だけでは無く、海外でも「iOS11.3アップデート後からバッテリーの減りが早くなった」との声が相次いでおり、AppleサポートコミュニティではiOS11.3のバッテリードレイン問題を訴えるスレッドが乱立しています。
im using iphone 6. yesterday i updated my device to ios 11.3. battery drain too fast now. confused ☹️
ios 11.3 battery drain too fast of iphone 6
2 days ago i updated my device to ios 11.3 (before, i had 11.2.6). after updating to 11.3 my battery usage is so much and can’t use my device like before, for example, i turned off wifi, bluetooth, and mobile data, locked my phone and after 5 mins, i lost 2% !!! checked battery health in setting and my battery capacity was 96% which is normal i guess, is this a global issue or just mine? to be honest afraid of using phone and turned of ‘till get a solution.
well i recently updated my iphone 6 to ios 11.3 and i got like 2 hours of normal usage (safari, facebook, whatsapp) and 5 hours at background and my phone has 56% of battery ¿is this normal on ios 11.3?
also i put it a new battery
thanks
the battery life is very poor in ios11.3, i just bought iphone 7 and updated to recent version and the battery drains too fast. i didn’t expect from apple product
これらの投稿は“ほんの一部”にしか過ぎず、記事に掲載しきれないほどの件数がAppleサポートコミュニティに寄せられています。
これまでもiOSアップデートによるバッテリードレインに関する声は見続けてきましたが、今回はiOS11以降で過去1位2位を争うほどバッテリー問題を訴える声が挙がっているように見受けられます。
まずはバッテリーの最大容量の確認
iOS11.3ではバッテリーの最大容量を確認することができるようになったので、まずお使いのiPhoneのバッテリーが80%未満まで劣化していないか確認してみてください。
もし80%未満になっている場合、Appleのバッテリー交換サービスでバッテリー交換をすることで、バッテリーの駆動時間が大幅に改善する場合があります。
手順:設定→バッテリー→バッテリーの状態(ベータ)
設定を変更してバッテリーを長持ちさせる
バッテリーの最大容量は然程劣化していないにも関わらず、iOS11.3アップデート後からバッテリー残量が急激に減少してしまい、外出先などでバッテリー残量が枯渇してしまう場合は、一部設定を見直すなどしてバッテリー使用量を節約する必要があります。
執筆時点では、iOSのマイナーアップデートでバッテリーの消耗が根本的に改善されるのを期待するほかない状況です。
- Wi-Fiを使用しない場合:設定→Wi-Fiをオフ
- Bluetoothを使用しない場合:設定→Bluetoothをオフ
- AirDropを使用しない場合:設定→一般→AirDrop→受信しないに変更
- 設定→プライバシー→位置情報サービス→各アプリ→このAppの使用中のみ許可に変更(バックグラウンドで起動するものは”常に許可”にしてください)
- 設定→一般→Appのバックグラウンド更新で、バックグラウンドでの動作が不要なアプリをオフ
「画面の明るさの自動調節をオフにする」といった設定変更を推奨している記事もありますが、使用環境によってはオフにするとバッテリーの消耗が早まる場合があるので、基本的にはオンのままにした方が良いです。
またiPhone Xをお使いの場合、黒い壁紙を適用するなど“白色の発色”を抑えることでバッテリーの駆動時間が延びたとの検証結果もあるので、参考にしてください。
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