AppleがApple Watch向けにwatchOS8.1アップデートを正式にリリースしました。今回配信されたwatchOS8.1では、ワークアウト中のみ転倒検出を有効化できるオプションの追加、手首を下ろしている時に時刻が正確に表示されない不具合の対処などが行われています。
目次
watchOS8のアップデート内容、新機能のまとめ
今回リリースされたソフトウェアアップデート「watchOS8.1」では、Apple Watch Series 4以降向けにワークアウト中のみ転倒防止検出機能を有効化できるオプションの追加、Apple Watch Series 5以降で手首を下ろしている時に「常にオン」で時刻が正確に表示されない不具合の対処などが行われています。
watchOS8.1アップデートの詳細について
以下はwatchOS8.1のリリースノート(原文)です。なお同日iOS15.1アップデートもリリースされており、こちらのアップデート内容はコチラで解説しています。
watchOS 8は、健康でアクティブな生活を送り、つながりを保つための新しい方法を提供します。デザインが一新された“写真” Appによって、一番大切な思い出とのつながりを保つことができます。また、新しい“マインドフルネス” Appと、新しい太極拳とピラティスのワークアウトタイプは、健康で健やかな生活を送るために役立ちます。“ウォレット”と“ホーム”もアップデートされ、自宅や車だけでなく、お気に入りの場所にも簡単かつ便利にアクセスできるようになります。
watchOS 8.1には、Apple Watch用の以下の改善とバグ修正が含まれます:
- ワークアウト中の転倒を検出するアルゴリズムを強化し、ワークアウト中のみ転倒検出を有効にするオプションを追加(Apple Watch Series 4以降)
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種カードへの対応により、検証可能なワクチン接種情報をAppleウォレットから提示することが可能
- 一部のユーザで手首を下ろしているときに、“常にオン”で時刻が正確に表示されない場合がある問題(Apple Watch Series 5以降)
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
watchOS8.1の不具合、評判について
執筆時点ではwatchOS8.1がリリースされた直後ということもあり、アップデートに関する評判(口コミ)は少数ではあるものの、特筆すべきような大きな問題、不具合の報告は確認できていません。通常使用に支障が及ぶような不具合等が見つかった場合は、随時こちらに追記します。
watchOS8.1の対応機種とアップデート方法
watchOS8.1アップデートは以下のApple Watchで利用可能です。watchOS7以前からアップデートを適用する場合、watchOS8で追加された一部機能(多層構造の文字盤機能など)は古い機種だと利用できない場合があるので注意してください。
- 多層構造の文字盤を機能(Apple Watch Series 4以降)
- ワールドタイム文字盤(Apple Watch Series 4以降)
- ウォレット機能による車のロック解除(Apple Watch Series 6以降)
- 心電図機能/リトアニア(Apple Watch Series 4以降)
デバイス | モデル | 対応可否 |
---|---|---|
Apple Watch | Apple Watch Series 7 | ○ |
Apple Watch Series 6 | ○ | |
Apple Watch Series SE | ○ | |
Apple Watch Series 5 | ○ | |
Apple Watch Series 4 | ○ | |
Apple Watch Series 3 | ○ |
上記機種の場合、以下の条件を満たす場合のみwatchOS8.1アップデートを適用できます。
- Apple WatchがWi-Fiに接続されたiPhoneの通信範囲内にある
- 充電器に接続されている
- 50%以上充電されている
- 親機のiPhoneがiOS15.1以上にアップデート済みであること
- iOS14.6以降のiPhoneでWatchアプリを起動する
- 下段メニューのマイウォッチをタップ
- 一般をタップ
- ソフトウェア・アップデートをタップ
- ダウンロードとインストールをタップ
- パスコードを入力
- 利用規約画面で同意するをタップ
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