本日Apple Watch向けに、特定の文字列を使用するとアプリがクラッシュする不具合の改善を含む、watchOS 4.2.3アップデートがリリースされました。
同時にiOS 11.2.6もリリースされており、そちらでも同様の不具合改善が行われています。
目次
watchOS 4.2.3アップデートの内容と変更点
watchOS 4.2.3のリリースノートによると、今回のアップデートは”特定の文字列を使用するとアプリがクラッシュする不具合の改善“のみ行われているようです。
アップデートサイズも27.8MBとかなり小さくなっています。
watchOS 4.2.3には、特定の文字列を使用するとAppがクラッシュする問題の修正が含まれます。
Appleのセキュリティコンテンツのアップデート(About the security content)に関するページも更新されていますが、今回は”特定の文字列を使用するとアプリがクラッシュする不具合の改善“以外は含まれていないようです。
CoreText
Available for: All Apple Watch models
Impact: Processing a maliciously crafted string may lead to heap corruption
Description: A memory corruption issue was addressed through improved input validation.
CVE-2018-4124: an anonymous researcher
引用:https://support.apple.com/ja-jp/HT208537
watchOS 4.2.3へのアップデート方法
Apple WatchをwatchOS 4.2.3へのアップデートは、次の条件を満たす必要があります。
- Apple WatchがWi-Fiに接続されたiPhoneの通信範囲内にある
- 充電器に接続されている
- 50%以上充電されている
上記以外にも、親機となるiPhoneのiOSが古い場合はアップデートが出来ない場合があるので、もしその旨エラーが表示される場合は、iPhoneをiOS 11.2.6にアップデートするようにしてください。
なおアップデートの手順は次の通りです。
- Watchアプリ→一般→ソフトウェア・アップデートをタップ。
- ダウンロードとインストールをタップし、パスコードと規約に同意することでアップデートが開始されます。
※ 上記画像はwatchOS 4.2のものですが、手順自体に変更はありません。
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