【iPhone】iOS17.2.1で書類とデータが増える・アプリサイズが不正確になる問題の詳細と対処

iOS17.2.1アップデート後、一部のiPhoneでストレージのアプリサイズや書類とデータが異常に増える、アプリの使用量が不正確な値になる問題が発生しています。SNSなどでは「iOS17.2.1にアップデートしてから書類とデータの溜まり方が早い」「書類とデータの容量が85GBから100GBに増えた」といった声があります。

アプリのサイズや書類とデータが増える、使用量が不正確になる問題

iOS17.2.1アップデート後、iPhoneのストレージ画面（設定→一般→iPhoneストレージ）で確認できる、アプリのサイズや書類とデータの容量が急激に増えたり、不正確な使用量が表示される問題が発生しています。

SNSでは、iPhoneストレージに関する問題として、「書類とデータの溜まり方が早い」や「アプリの使用量が85GBから100GBになっていた」といった声があります。

iOS17にアップデートしてから書類とデータの溜まり方異常になった。
インスタやyoutubeちょっと観てるだけで300MBぐらい溜まっていく。

他のアプリも溜まり方早いし、iOS16のときはそんなのなかったのに早く改善してほしい。#iOS17

— 🐱じゅんちゃん🐱(じゅんちー🍠) (@jjJunchan) December 12, 2023

iOS17.2.1にアプデして
問題無くガデテルが動いてるのを確認してハッピー…と思いきや
TwitterやYouTubeのストレージめっちゃ食っててビビった(前まで85GBくらいだったのが約100GBに💦)
これって…皆さん、定期的にアンストして書類とデータを削ってる？

— きのの 電氏 (@Knnds16_87a2) December 8, 2023

アプリサイズと書類とデータの合計が一致しない

ストレージのアプリサイズや書類とデータが急激に増加する問題は、検証機のiPhone 14 Proでも確認しており、iPhoneストレージの画面では使用量が「1.01GB」となっているアプリを確認すると、アプリのサイズが410MB、書類とデータが1.62GBと使用量の合計が一致しないものもあります。

アプリの再インストールで書類とデータが減り、正しい値に更新される

iOS17.2.1アップデート後、アプリサイズや書類とデータのサイズが急激に増えた場合は、『アプリの書類とデータのサイズが実際に増えたケース』もしくは『アプリサイズや書類とデータの表示値に誤りがあるケース』のいずれかになるかと思います。

これらの問題が発生した場合は、アプリを再インストールすることで正しい使用量、書類とデータの量を減らすことができる可能性があります。実際に問題が生じていたiPhone 14 Proでアプリを再インストールしたところ、アプリの使用量が以下のように変化しました。

アプリサイズと書類とデータの合計が一致しない場合は強制再起動

iPhoneストレージの画面に表示されているサイズと、「アプリサイズ」と「書類とデータ」の合計が一致しない場合は、iOSの不具合によって不正確な値が表示されている可能性があります。

検証機（iPhone 14 Pro）では、こちらのケースに当てはまったようで、iPhoneを強制再起動することで全てのアプリのサイズ、書類とデータが正確な値に更新され、iPhoneストレージ画面上のサイズと一致するようになりました。

iPhoneを強制再起動する手順

1. 音量を上げるボタンを押して素早く放す
2. 音量を下げるボタンを押して素早く放す
3. サイドボタンを押し続ける
4. Appleのロゴが表示されたらサイドボタンを放す