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【iPhone】Google Authenticatorの移行方法、二段階認証を引き継ぐ方法を解説

本記事ではiPhoneで使用できる二段階認証アプリiOS版「Google Authenticator」で機種変更時に登録済みのアカウント情報を移行(引き継ぎ)する手順について解説します。

以前までは利用サービスごとに二段階認証の再設定が必要でしたが、2020年12月2日に配信されたバージョン3.1.0アップデートでアカウント移行機能が実装されました。

二段階認証の情報を新機種に移行、引き継ぎができる

iPhoneの機種変更等によりGoogle Authenticatorを別のデバイスにインストールする場合、次に解説する手順で登録済みの二段階認証情報(アカウント)を新機種に引き継ぐことができます。

ただし、引き継ぎにはアカウント情報が保存された移行前のデバイス(機種変更前の機種)でGoogle Authenticatorを操作する必要があるため、損傷等により故障(電源が入らない、画面が点灯しない等)している場合は移行できないので注意してください。

移行前のデバイスで必要な移行の準備(エクスポート)

  1. Google Authenticatorを起動する
  2. 右上のメニューボタン(・・・)をタップ
  3. アカウントのエクスポートをタップ
  4. エクスポート画面で続行をタップ
  5. Face IDの許可を求められたらOKをタップ
  6. 移行するアカウント(二段階認証情報)を選択してエクスポートをタップ
  7. QRコードの画面を開いておく

※ 移行は一度に最大10件となるので、10件を越える場合は複数回に分けて移行操作をする必要があります。

移行後のデバイスで二段階認証の情報を引き継ぐ(インポート)

  1. Google Authenticatorを起動する
  2. 開始をタップ
  3. QRコードをスキャンをタップ
  4. カメラの許可を求められたらOKをタップ
  5. カメラでQRコードを読み取る
  6. 「〜件のアカウントのインポートを完了」と表示されたら完了です

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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