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【iPhone】iOS 13の新機能や既存アプリの改修内容の一部がリーク ダークモードやスリープモードなど

ブルームバーグがAppleの計画に精通している人物より得た情報として、WWDC 2019で発表予定のiOS 13を含む、各種ソフトウェアの新機能や変更の計画について報じています。

本記事ではブルームバーグが報じたiOS 13のリーク情報についてのみ紹介するので、macOS 10.15やwatchOS 6のリーク情報をソース元を参考にしてください。

iOS 13は高いパフォーマンスとバグが少ないOSに

iOS 13(コードネーム:Yukon)ではアプリの機能調整や新機能の追加が含まれており、この中には当初2018年にリリースが予定されていた機能が含まれているとのこと。

昨年にはホーム画面やCarPlayのユーザーインターフェース変更、メールアプリなどの標準アプリの刷新などを延期したとの報道があるので、これらを含む可能性がありそうです。

またiOS 13はパフォーマンス向上とバグが少ないソフトウェアとなり、マルチタスキングやアプリ終了時のアニメーション変更、各ユーザーインターフェースの調整も行われる予定で、ホーム画面の左端ページに表示されるウィジェット画面も刷新され、これまでよりもすっきりとしたデザインになるようです

なお、既にiOS 14(コードネーム:Azul)の開発にも取り組んでいるようで、次世代移動通信「5G」はiOS 14でサポート予定とのことです。

ダークモード、文字をなぞるだけで単語入力ができるキーボードの追加

ユーザーインターフェースが黒とグレーで構成された「ダークモード」が追加されるとのこと。またダークモードを素早く有効化できるボタンがコントロールセンターに用意されるようです。

他にも、サードパーティーの拡張キーボード「SwiftKey」と似たような、キーボード上の文字をなぞるだけで単語を入力できる新しいキーボードオプションをテストしているとのこと。(以下はSwiftKeyの参考動画)

iPad独自の新機能も複数追加

iPadをMacのサブディスプレイとして使用できる機能が追加されるとのこと。感覚としては拡張ディスプレイアプリ「Duet Display」 や 「Luna Display」 に似ているようですが、Apple Pencilでの描画、表示領域の拡大などにも対応しているようです。

また、iPad向けにマルチタスクに最適化したユーザーインターフェースのアップデート、ホーム画面の微調整、アプリのバージョンを切り替える機能など、iPad独自のユニークな機能が複数追加されるとのこと。

スクリーンタイムの連絡制限機能、共有の提案

スクリーンタイムに、親が子どもに連絡を取り合える相手を制限できる新機能が追加され、夜間は親以外には連絡できないよう制限することなどができるとのこと。

他にも写真やウェブページのリンクを共有する際のシェアシートのインターフェースが改善され、これまでのユーザーとの連絡頻度に基づき共有先を提案する機能の追加、これまでよりも統合化された補聴器のサポート強化計画などがあるようです。

ヘルスケアやリマインダーなど既存アプリの改善

iOS 13ではヘルスケア、リマインダー、メッセージ、マップ、メールなど、iPhoneやiPadの基本的なアプリが多数アップデートされるようです。

  • ヘルスケアアプリに、毎日の活動がよりわかりやすく表示される新しいホーム画面が追加される。また新しい健康管理項目としてヘッドフォンなどの再生音量が視覚的にわかる聴覚健康、生理周期の管理機能などが追加。

  • リマインダーが今日のタスク、すべてのタスク、スケジュールタスク、フラグ付きタスクの4つがグリッド上に配置したデザインに。

  • Apple Booksに読書の進捗状況を管理できる機能、読書によるリワード(報酬)機能の追加など、ユーザーに多くの本を読むよう促すデザインに。

  • iMessageにメッセンジャーアプリ「WhatsApp」と似た機能が追加され、アニ文字やMe文字をステッカーとして送る専用の機能が追加。

  • マップアプリに自宅や職場の住所、頻繁に訪れる場所を設定することができるようになり、すばやく設定場所に移動できる機能が追加。また頻繁に訪れる場所をグループとして管理することができ、写真などの追加もできる。

  • 「友達を探す」と「iPhoneを探す」が統合され、新しく「GreenTorch(グリーントーチ)」アプリにリニューアル。

  • メールアプリにスレッドの個別ミュートの対応、特定の連絡からのメールをブロック、より簡単なフォルダ管理機能などが追加。

  • 時計アプリの「ベッドタイム」がシステム全体を対象とした「スリープモード」にリニューアル。コントロールセンターでスリープモードを有効にすると、おやすみモードがオンになり、ロック画面が暗くなり、全ての通知がミュートに。また将来的には、Apple Watchのような新しい睡眠トラッキングデバイスと統合される可能性があるようです。

  • ホームアプリがセキュリティカメラ(監視カメラ)をサポートし、過去の録画などを見ることができる。

  • Safariのダウンロードマネージャ機能をテストしており、ファイルアプリとサードパーティーアプリの連携が改善される見込み。

  • スマートスピーカー「HomePod」が様々なユーザーの声に反応できるようになり、要望が多かったマルチユーザーモードも開発予定。

著者情報

Ryo
こんにちは、「SBAPP」を運営しているRyoです。

Apple製品はiPhone 3GSから使い始め、国内でスマートフォンが急速に普及し始めた時期、iPhone 5が展開された頃から、主にiPhoneやiOSなどの使い方や不具合情報を10年以上にわたり発信しています。

現在はiPhoneやiOSの情報だけでは無く、SNSプラットフォームでの障害や不具合、フィッシング詐欺メール・SMSに関する注意喚起など、広範なテーマにわたる記事を書いています。

過去には「電気の見える化」に関するウェブアプリケーション開発、大規模システムの保守業務に従事していたことがあり、それらの経験を活かしてSBAPPを含むブログメディア等を運営しています。記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

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