先日アップデートされたiOS版LINE ver.6.8.5では、LINE通話を着信すると標準電話アプリに似た画面で「LINEオーディオ」と表示されるようになりました。突然の大きな変更で困惑しているユーザーが非常に多いので、今回はLINEオーディオについて詳しく解説します。
LINEオーディオとは?
iOS 10では、VoIPアプリで標準電話アプリのユーザーインターフェースなど、一部機能を利用することができる拡張フレームワーク“CallKit”がデペロッパー向けに開放されました。
※ ザックリ簡潔にすると、LINEなどの無料通話アプリで”標準電話アプリが利用している一部機能”を利用することが出来るようになった。
これまでLINE通話は通知として着信していましたが、LINEのver.6.8.5では上記CallKitの対応が行われており、純正電話アプリのユーザーインターフェースで着信するよう変更となりました。
LINEオーディオは無料?有料?
Twitterを見ていると、「LINEオーディオは無料なのか、有料なのか」といった質問が目立ちます。結論から言うとLINEオーディオは「無料」で利用することができます。
と言うのも、LINEオーディオはあくまで“標準電話アプリのユーザーインターフェースを使ってLINE通話をしているだけ”であって、中身は従来のLINE通話になるので、特別料金等が発生することはありません。
標準電話アプリの着信履歴「LINEオーディオ」とは?
今回の”CallKit”の対応により、標準電話アプリの着信履歴にLINE通話の着信履歴が「LINEオーディオ」として残るようになりました。
もし履歴にLINEオーディオが残ると困るような場合、執筆時点では着信履歴を残さない設定は用意されていないため、通常の電話の着信履歴と同じように着信履歴を個別消去する必要があります。
LINEオーディオで通話中にスリープにすると通話が切断される問題
LINEのver.6.8.5では、LINEの通話中(LINEオーディオ使用中)にデバイスをスリープ状態にしてしまうと、同時にLINE通話も終了する仕様になっています。この件に関してはバッテリー使用量の面からもネガティブな反応が目立ちますが、執筆時点では回避する方法は用意されておらず、今後のアップデートを待つほかありません。
LINEオーディオを簡単にまとめると..
LINEオーディオの情報をまとめると..
- LINEオーディオはLINEがiOS 10のCallKitに対応した結果。
- 「LINE通話」と「LINEオーディオ」の中身は同じ。
- LINEオーディオは無料で利用可能。
- 標準電話アプリに履歴として残るようになった。
- LINEオーディオの通話中は、スリープにすると通話が切断される。
LINEオーディオ中にスリープに出来ないのが非常に痛手ですが、トータル的には以前よりも利便性が増した考えて良さそうです。
【LINE】LINEオーディオの着信でゲームなどを邪魔されたくない時の対処方法
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カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
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