現在「あなたのAppleアカウントは、新しい場所からiCloudへのサインインに使用されました。」といった件名のAppleを騙る詐欺メールが横行しています。
今回の詐欺メールは、身に覚えの無い場所からのサインインで不安を煽りフィッシングサイトに誘導し、Apple IDやパスワード、クレジットカード情報などを狙ったフィッシングメールです。
目次
Appleを騙る悪質な詐欺メール
私の元に届いた詐欺メールは、スリランカからサインインされた旨の内容になっており、文中のリンクを踏むと全てフィッシングサイトに繋がるといったものでした。
Apple ID (メールアドレス) が新しい場所から iCloud にサインインするために使用されました。
日付と時刻:2018年04月25日
のブラウザ: Mobile
国:Sri Lanka
あなたがログインしていないか、あなたの情報を変更し、誰かが不正にアカウントにアクセスしたかもしれないと信じている場合は、Apple ID (ログインするにはここをクリック) に移動し、すぐにセキュリティ設定を変更してください。セキュリティ保護のため、この自動メッセージはご利用のアカウントに登録されているすべてのメールアドレスへ送信されています。不明な点がある場合は Apple サポートをご利用ください。
今後ともよろしくお願いいたします。
Apple サポート
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実際にフィッシングサイトにアクセスしてみると、Apple IDの管理ページを模したデザインになっており、Apple IDとパスワードでサインインをすると「このApple IDは無効です」と表示され、解除するために個人情報やクレジットカード情報の入力を要求するといったものでした。
Appleを騙る詐欺メールの見分け方
詐欺メールの見分け方としては、メール文中におかしな日本語(”のブラウザ”)が含まれていないか、メール冒頭にApple IDに登録してある氏名が記載されていないか、個人を特定しない呼び方(親愛なるユーザー、お客様など)が含まれていないがポイントになります。
「セキュリティ質問を再設定」の詐欺メールと同業者か
10日ほど前には「あなたのApple IDのセキュリティ質問を再設定してください」といった詐欺メールが急増しましたが、今回の「新しい場所からiCloudへのサインインに使用」と文面が酷似しています。
あなたのApple IDのセキュリティ質問を再設定してください
お客様のApple IDが、ウェブブラウザからiCloudへのサインインに使用されました。
日付と時間:2018年4月13日21時03分 JST
のブラウザ:Microsoft Edge
オペレーティングシステム:Windows Thin PC
IP:220.30.279.106(岐阜)
上記が問題でない場合は、このメールを無視してください。あなたのアカウントの安全性を守るために、セキュリティ質問を再設定して頂くことが必要です。再設定された後、たとえあなたのApple IDとパスワード及び元のセキュリティ情報を知っているとしても、それを使用することができません。
この問題を解決するにはこちら
今後ともよろしくお願い致します。
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特徴的な日本語「のブラウザ」が使われているので、今回の詐欺メールの送信元が同じである可能性が高く、前回の詐欺メールを受信している場合は今回の詐欺メールも届く可能性が高いかもしれません。
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