2026年3月23日現在、PayPayを装った詐欺SMS「【料金お支払い】2 月分の引落が失敗しました。3 日以内に PayPay でお支払いください。 」が出回っています。
筆者の端末でSMSに記載されたURLを確認したところ、PayPayを装ったフィッシングサイト(paypay.○○.me)へ転送されました。
「このページを "PayPay" で開きますか?」と表示され、PayPayの送金画面に誘導されるため注意してください。
目次
「【料金お支払い】2 月分の引落が失敗しました。3 日以内に PayPay でお支払いください」詐欺に注意
2026年3月23日現在、「引き落としが失敗した」として、3日以内にPayPayでの支払いを求める詐欺SMSが報告されています。
【料金お支払い】2 月分の引落が失敗しました。3 日以内に PayPay でお支払いください。 qr-○○.○○/
差出人は「PayPay」と表示され、本文に「qr」から始まるURLが記載されている傾向があります(Yahoo!リアルタイム検索調べ)。
偽サイトからPayPayの送金画面へ誘導する手口
筆者の検証端末で、SMSに記載されたURL(qr-○.○○)を確認したところ、サブドメインに「paypay」を含む偽サイトに転送されました。
偽サイトにアクセスすると、iPhoneでは「このページを "PayPay" で開きますか?」と表示され、PayPayアプリに誘導されます。

この手口による送金詐欺は昨年から続いており、携帯料金以外のケースもあるため注意が必要です。
トビラシステムズの調査で、通信事業者や官公庁をかたり架空料金の支払いを求める偽SMSから、PayPayの送金画面へ誘導する手口が確認されています。
引用:トビラシステムズ株式会社
PayPay「携帯料金(x,xxx円)」は詐欺、送金せず閉じて無視
偽サイトからPayPayアプリへ移動すると、アカウント「携帯料金(x,xxxx円)」への送金画面が表示されます。
アイコンにはPayPayのロゴが悪用され、アカウント名が明細のように見せかけられており、携帯電話会社(キャリア)からの請求ではありません。
PayPayアプリを開いてしまった場合は、PayPay残高の送るボタンをタップせず、アプリを閉じて無視してください。
PayPay悪用の送金詐欺、継続的にばら撒かれる懸念
最近、PayPayのアカウント名が「携帯料金(x.xxx円)」と設定された、表示名を悪用した送金詐欺が増えています。
直近では、同様の手口による「料金引落ができませんでした」や「料金引落が不成立となりました」といった詐欺SMSも確認されています。

今後も文面を変更して継続的にばら撒かれる可能性があるため、SMSのURLからPayPayアプリの送金画面に誘導された場合は、詐欺を疑ってください。
来月には、3月の引き落としが失敗したとする内容の詐欺SMSが出回ることが予想されます。
携帯料金の支払い状況はキャリア公式サイトやアプリで確認
携帯電話会社(キャリア)が、宛名も明細も記載せず、PayPayでの支払いURLのみを記載したSMSを送ることは通常考えにくいです。
SMSが詐欺かどうか判断しづらい場合や、支払い状況に不安がある場合は、必ずキャリア公式サイトや公式アプリで確認してください。
キャリア各社のマイページ:
送金してしまった場合は「受け取り前」ならキャンセル可能
PayPayで送金してしまった場合は、キャンセルしたい相手を選び、「受け取り依頼をキャンセル」をタップすると送金を中止できます。
ただし、受け取り依頼のキャンセルは相手が受け取り前である必要があるため、キャンセルできない場合は既に受け取られている可能性があります。
お客様ご自身がPayPayの残高を送る・受け取る機能を使っているため、PayPayの補償制度の対象外となります。
引用:PayPay
この場合、PayPay残高の「送る・受け取る」機能による被害は補償対象外のため、最寄りの警察署や消費者センターへ相談してください。


コメントを投稿する(承認後に反映)